Snow Manをめぐる冒険

社畜の長いトンネルを抜けるとスノ沼であった。人生の新章が始まった私の推し事ログ

ドラマ「silent(サイレント)」第6話 奈々が怖いよ!ネタバレと感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

タイパ重視の倍速ニッポンに現れたスロードラマ、silent。

第6話のヒロインは奈々でしたね。

渇いた砂漠に現れた水の要塞のごとく、失聴前後の不安定な想を支えた唯一の人物。
奈々に共感する方が多数おられる模様ですが、私は全く共感できませんでした。そんな、第6話のヒロインにちっとも共感できないBBA目線で、今週も詳しくつっこんでいきます。
奈々に対しての当たりが強いので、不快になりそうな方はお控えください。

 

「silent(サイレント)」 - 公式ページ

この記事は、BBAスノ担が感想をはさみつつ書いた長文です。ネタバレだけ知りたい方はネタバレの要約部分のみどうぞ。

過去のネタバレあらすじ感想はこちら(第1話)(第2話)(第3話)(第5話

 

目次

 

▪️「silent(サイレント)」相関図

公式サイトより

▪️「silent(サイレント)」第6話ネタバレ(超要約)

湊斗(鈴鹿央士)と別れた紬(川口春奈)は、想(目黒連)と距離を縮めていた。
想は、大学時代から失聴の不安に寄り添ってくれた唯一の友達の奈々(夏帆)に向き合うべく、カフェで話しをする。
しかし、想の気持ちが自分にはなく、決定的な一言を言われるかもしれないと悟った奈々は、思わず暴言を吐き想を攻撃してしまう。
さらに後日。彼女でもないのに奈々は紬を待ち伏せし、一方的に暴言を吐いた上に注文したドリンクも飲まず、支払いもせず、カフェを後にするのだった・・。

超要約するとそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

 

1.想が聴力を失うまでの孤独

周囲から孤立していく想

・同級生から孤立
大学の同級生から耳元で大声でよびかけられフットサルに誘われるも、既に補聴器を付けていた想は断る。
「まあいっか。何かノリ悪そうだし」と去っていく同級生のつぶやきは聞こえてしまう。
(耳元で呼びかける同級生の底意地の悪さよ!ボディランゲージで良いのに。ほんとこのドラマは、地味に悪意ある人をリアルに描くのが抜群に上手だわねえ。)

 

・社会から孤立
自転車を漕いでる最中、警官に呼び止められる想。
イヤホンではなく補聴器の旨を伝えると、「なおさら耳悪いなら気をつけて!」と注意され自転車を引いて歩く想。
(このような日常生活の違和感と孤独は氷山の一角で、実際は計り知れないほどのやるせなさを感じたであろうことが、人間関係の遮断っぷりから窺えるわね。)

 

奈々との出会い

・ろう者・難聴者対象の就活支援セミナーへ来た想
エレベーターの中で、奈々は「就活のセミナーに来たんですか?」とメモ帳に文字を書き想に話しかける。
(ええ!?エレベーターでイケメンと二人きりになったとして、そんな瞬時に話しかける!?さすがアマゾネス奈々よ!!あーた、その積極性があれば想にフラれても人生切り拓いていけるから大丈夫!とBBAが背中を押してあげたいわっ!)

 

セミナー後に座って話をする二人。
まだ手話がわからない想にUDトークを差し出す奈々。
「話を聞くよ」と言う奈々に、難聴になってからの孤独な気持ちを吐露する想。
・・・
奈々「声出さないから大丈夫。静かに話きいてあげられる」と紙に書く。続けて、
「私は生まれつき耳が聞こえない。でも、幸せ。音がなくなることは悲しいことかもしれないけど、音のない世界は悲しい世界じゃない。私は生まれてからずっと悲しいわけじゃない。悲しいこともあったけど 嬉しいこともいっぱいある。それは、聴者もろう者も同じ あなたも同じ」と。
涙を流す想。(これは心に深く染み入るだろう・・・)
ー本当にただ静かに話を聞いてくれた 静かに生きていけることを教えてくれたー
(待って!!逆にこの環境で何で想を落とせんかったん!?奈々の怠慢じゃね!?最も落としやすい“相手の心が弱ってる”という条件をクリアした上、3年間は唯一無二の友達だったわけよね?付け入り放題だし既成事実だって作り放題よ!!3年あったら田舎なら2人目が出産間近で家が建ってる頃よ!3年も何してたん・・・。「恋愛は戦い。KOしなければ意味がない」的なことを、加藤鷹かぐっどうぃる博士が大昔に言ってたものよ。しかも奈々の場合は強靭なスポンサーと華麗な音楽付きでリングに上がってるようなもんよ。とっとと技をかけるか降りる判断をするべきなのよ〜〜。紬が出てきたから慌てふためいてもねえ〜。)

 

想の許可なく友達を紹介する奈々

・カフェで談笑する想と奈々の元に、奈々の友達ミオがやってくる。
「想くん友達いないって奈々が心配してるよ」とミオに手話で話しかけられ、
手話がわからない想はお店を出る。追いかける奈々。
想「人が来るって聞いてない」
奈々「ごめん。友達作ったほうがいいと思ったから。
想「ろう者の友達?」
奈々「嫌なの?なんで?」
想「俺まだ聞こえるし」
奈々「一緒にするなってこと?そうだよね、勝手にごめんね」と言ってカフェに戻る。
(いやホントだよ・・・BBA的には奈々のように「自分が正しいと確信する、傲慢で想像力が欠如した人間」が世の中で一番嫌いだYO!でも想の「まだ聞こえるし」はよくないわね。逆に言えばこのようないざこざを経ても、3年間も想を独占できてたんよね!公取委も白目向くほどの独占っぷりだよ!)


2.距離を縮める紬と想。一方、想の母に毒親フラグが立つ

奈々がかけた想への電話をとる紬

お好み焼き屋にいる紬と想(第5話最後のシーンの続き)
「美味しい」と笑顔で頬をたたき手話で表現する紬と、その表情を見て微笑む想。
(顔面偏差値国立医大並みの笑顔リレー。尊みが過ぎるわ。)

 

・職場で想とのLINE画面を凝視する奈々
想を映画に誘うが返信はないため、(とってもお互いどうしようもないことがわかっていて)音声電話をかける。
(出たわよかまってちゃん行動。特に若い女子って確信犯的にこういうことしがちよね〜。わかるけども。ろう者とか聴者とか関係ないのよ。)

 

・再びお好み焼き屋の紬と想
「(奈々に)何かあったのかもしれないから、代わりに電話に出て」と想に頼まれて紬が出るも、すぐに切れてしまう。
その直後にLINEで「ビデオ電話と間違った笑!」と、かまってちゃんあるあるの訂正文言を送る奈々。
想「この人も耳聞こえなくて。ちょっとドジっていうか。よくリュックのチャック開いてたり」(いやだからさ・・何で男って気付かねえのよ)
紬「仕事の知り合い?」
想「友達。高校卒業してからできた唯一の友達」
「ホントに友達?」と想に聞こえないようつぶやく紬。


紬に嫉妬心を燃やす奈々

・横断歩道の手前で、後ろ姿の想を発見する奈々
LINEで「明日ひま?ご飯たべに行こうよ」と想に送り、
スマホを確認する想を遠くから見つめる。
(「今近くにいるよ」とかビデオ通話じゃないんだね。奈々の行動には湿っぽさしか感じないわ。紬は絶対しないであろう行動。わざと対比させてるのかしら。)
そこへ「お待たせ」と想の元に紬が登場!!仲良さげに歩く二人にショックを受ける奈々。
(これはせつないが仕方なしよ。恋愛はゼロサムゲームだもの!あーただっていくらでも3年間チャンスあったでしょうに・・)


湊斗の地味な心理テストで、紬と想の両思いが判明

焼肉店にいる想と湊斗
「今日、想のおごりね。俺に感謝してるでしょ。」
「元気だよ。振った側なんでね。」
など雑談をしてすっかり元の友人同士に戻った二人。
(オリーブを咥えた鳩が見えたんだけど幻覚?イケメン同士のほのぼのシーンが平和の象徴すぎてテレビのフレームが額縁に見えるわ!)

 

「本当に友達?」と奈々のことを訝しく思う湊斗に「二人で会う唯一の友達」と返答する想。

湊斗からの「紬のことをどんな人だとに奈々に話したか」「奈々はどんな人?」の質問に対し、それぞれ
紬→「まっすぐ。まっすぐ見てくる感じ。性格も」
奈々→「生まれつき耳が聞こえない。大学のとき知り合って、手話を教えてもらった」と返答する想。
実は「どんな人?と聞かれたとき、好きな人だとその人の好きなところを言っちゃうんだって。嫌いな人だと嫌いなところ。どちらでもない知り合いとかだと、関係性やプロフィールを紹介しちゃんだって。今みたいに。まあ全部に当てはまるとは思わないけどね」という湊斗的プチ心理テストであった。(ためになるわ!)


・手話教室で話す紬と講師の春尾

公式サイトより

(今週も演技の安定感がハンパない風間俊介氏。)

 

紬と湊斗が別れたことを湊斗から聞いたと話す春尾。
想はどんな人?と聞かれ、「好きな言葉をくれますね。」と答える紬。
(どうもここ、BBAセンサーに引っかかるのよ。何かを与えてくれる点が好きなの?例えば「言葉のセンスがある人」とか「言葉が素敵な人」でいんじゃない?“自分に何かをくれる”点が好きという人はBBAはあんまり好きじゃないわあ。)

 

想の母の毒親フラグ

・再び焼肉店で話す想と湊斗
「最近実家帰った?」と湊斗に聞かれ、首を横に振る想。
「あんまうまくいってないの?」と言う湊斗の言葉に困ったような表情をする想。

 

・想の実家

公式サイトより

(主役2人に次ぐ大きさの想の母。この場所、湊斗でよくない?第6話までだと、想の母は篠原涼子が演じてる割にはそこまで重要な役ではないのよね。後述の通り毒親フラグは立ってるけど、毒親レベルは映画「誰も知らない」や「マザー」の1000分の一にも達してない。なのにこのトップページの母の大きさは何なのかしら?女優“篠原涼子”への忖度?画像の大きさは出演料に比例してるの?それとも6話以降にラスボス的な感じでもっとバンバン出て来て大きな壁として立ちはだかるのかしら・・・謎だわ。)

 

想の部屋のCDを捨てておいてと父に依頼する母、篠原涼子
「捨てといてって言われたの?想に確認してからの方がいんじゃない」と、常識的な台詞を放つ父。
「言われてないけど、CDどうするのってわざわざ聞くの?次帰ってきたとき目につく方が嫌だろうし」
毒親フラグよ!家族とはいえ、勝手に人のもの捨てちゃいかんでしょ。こんなことをもしBBAの実母にされたら、メロスかってくらい激怒するわ!)

「じゃあ萌もらう。聞くためにとっといたんじゃないでしょお兄ちゃんだって」と妹。(今更ながらこの子めっちゃ可愛いわね!BBAは当然誰か知らんが。)

 

想のCDを自分の部屋に運ぶ萌、それを手伝い萌の部屋に入る父。
「お父さん、手伝って大丈夫?バレたらお母さんに怒られるでしょ」と父を気遣う萌。(ええ子や・・・父も常識人でよかった・・)
CDの箱を開けて涙を流す萌と萌の頭をポンポンする父。

 


3.想への暴言が止まらない奈々

「奈々に向き合う」と紬に伝える想

・待ち合わせに現れる紬

公式サイトより

(異彩を放つ美しさの横顔X2)

 

歩きながら、奈々についてどんな人?と聞く紬。
「すごく大事な人。だからちゃんと向き合おうと思ってる」と答える想。
案の定、ものすごく不安な表情の紬。
(そうううううう、天然??言葉足らずやがな!ちゃんと「関係性」を話してるけど紬はわからんよ。しかしすれ違いあってこそのドラマです。)


ショーウィンドウのハンドバッグを見つめる奈々

・奈々が綺麗な青いバッグを見つめている最中。

想から「明日少し時間ある?」とLINEがきて、即座に返信をする。

(そうよね、手話使うからハンドバッグは持ちにくいわよね。)

 

想を攻撃する奈々

・カフェで会う想と奈々
想「最近よく2人で会う人がいて」
奈々「イヤホン拾ったあの女の子でしょ?あの子の彼氏、友達なんでしょ?だめだよ喧嘩になるよ」(だとしてもお前には関係ねえ!どうもアマゾネス相手だと言葉遣いが。。)
想「別れたって」
奈々「へえ。昔の恋人と昔の親友。想くんと再会したせいで別れちゃったんだ。可哀想だね」(こりゃもうレッドカードよ。一発退場よ。攻撃してしまったら絶対にだめ。どんな男ともうまくいくはずないわ。)
想「ずっと奈々の気持ち無視して曖昧にしてたけど・・・」
奈々(話を遮るように)「迷惑かけると思うよ。想くんのこと可哀想だから優しくしてくれるだけだよ。18歳で難聴になって23歳で失聴した女の子探して恋愛したほうがいいんじゃないかな。高校生のときはどんな音楽聴いてた?うんうんなるほどね、あれいいよね。新曲きけなくて残念残だね。聞こえなくなっていくのほんとに怖かったよね。でも君と出会えたから頑張って生きていこうと思えたよ。そういう話できる相手探しなよ。」
憐憫を含んだ目で奈々を見つめる想。
奈々「どうしたの?手話わかんない?筆談しようか?あの子に聞こえない想くんの気持ちはわかんないよ」(この子!性根が腐ってるわ!意地悪!紬は死んでも言わないセリフね・・)
想「奈々よくそういうこと言うよね。自分はろう者だから聴者とはわかりあえないから恋愛もうまくいかなかったって。」(想よ、よく相手の土俵に乗らずに冷静に返したわね。)
奈々「だから何?」
想「だったら俺とでもわかりあえないよ。聴者でもろう者でもない。」
奈々「そうだね。私も想くんもあの子も誰もわかりあえないね」
(ユーはわかりあえないのではなく、わかりあおうとしないだけね!そこ全然違うからあ!)


・奈々の夢
あの青いハンドバッグから携帯を出し、想に電話する奈々。
横断歩道越しに想を見つけ、仲良く手を繋いで歩いていく2人。
・・・腕時計の振動する音で目覚める奈々。
(BBAはそのせつなさを理解はするが共感はできないわ。なぜなら奈々の性格が傲慢な上に、恋愛のリング上で3年間も怠慢を働いていたからよ。傲慢and怠慢!NO共感!)

 


4.紬をかき乱す奈々

相対する紬と奈々

・手話教室の前で待ち伏せし、「ちょっとお話ししませんか」と紬に話しかける奈々。
(こわああああああ!!40代以上のツインテール並みに怖いわ!何故に彼女でもないのにそんな奇行を??意味不明、理解不能、奇奇怪怪。silentは登場人物の気持ちを丁寧に描くスロードラマだけど、丁寧に描きゃあ共感できるってわけではないわ!)

 

・カフェに来た紬と奈々

silent 第6話より(フジテレビ)

 

メニューを注文したあと、
「私が想くんに手話を教えてたの。プレゼント使いまわされた気持ち。好きな人にあげたプレゼント、包み直して他人に渡された感じ。」
「想くんどんな声してる?」と怒涛のごとく話す奈々。(だからぁ!怖いんだってば!しかも押しつけがましい!)
紬「声・・・」
奈々「聞いたことあるでしょ?どんな声してるの?電話したことある?」
紬「電話・・はい。高校生のとき。」
奈々「いいね。羨ましい。たまに夢に見る。好きな人と電話したり、手繋いで声で話すの。憧れるけど恋が実ってもその夢は叶わない。恋も叶いそうにないんだけどね。」(奇行と暴言を繰り返す現時点で恋が叶ったら、相手の男の頭がイカレてるわい。)
言いたいことを言い放ち、カフェを飛び出す奈々。
(ひえええええ。奈々の自己中さに軽い脳震盪のような衝撃を受けたわっっ!!せめてカフェ代を置いていけいいいいいい!あたいなら立ち去る奈々の肩をこれでもかっちゅうくらい鷲掴みにして2人分請求するが、ヒロインはそんなことしねえわね。それでこそのヒロイン川口春奈よ・・)

 

奈々が想に恋に落ちたと思わせる瞬間の回想

・カフェを飛び出し泣きながら歩く奈々(お金払ってないのに・・・)
過去の想との出来事を思い出していた。(いや泣きたいのは紬じゃね!?あーたは言いたいことだけ言ってスッキリしてるかもしれんが。。)


・(回想)図書館の机で本を読む想と奈々。
会話をして怒られる小学生に注目する奈々。「私たちはこうやってしゃべってても怒られない」と想に語りかける。
・・・
想「最近筆談いらなくなったよね」
奈々「確かに手話だけになった」
想「それが目標だった」
奈々「目標?」
想「奈々と手話だけで話せるようになるのを目標にして手話覚えた。」
奈々「まだ、全然下手だけどね」
想「奈々にだけ伝わればいいから」
(はい、奈々だけではなく全世界の視聴者が恋に落ちた瞬間、7.9%)

 

ヒゲダン。

 

想の電話に出る奈々

・カフェを出て泣きながら歩く奈々
その姿を見つけた想から電話がきて、「離れてたから電話した」と奈々に駆け寄る想。
その後方には、2人の姿を見つけてしまう紬が!!

まだ鳴り止まぬ想の電話に、想の目の前で出る奈々。
話せなくて涙を流す。
(話したいけど話せない、声が聞きたいけど聞けない。その哀切が嫌というほど伝わってくるわ。それにしても夏帆の演技の凄まじさよ。第2話でも書いたけど、もはや演技に見えないわ!パラレルワールドで実在してる子でしょ!)

 

これはさすがに切ないわね・・・

 

BBAはまだ7話を見れてないのよ、生きてるだけで精一杯で。
でもネットニュースの見出しは目に入りました。
奈々が絶賛!?リアリー!?紬でなく奈々と付き合った方が良い?Oh yeah!?
皆忘れてないかしら、6話での奈々の奇行と暴言の数々を!!思い出してプリーズ!
紬が登場しなかったとしても、想が奈々を選ぶことはなかったことでしょう。
あるいは7話ではビリーミリガン級の別人格が現れたのかしら。
早く見なくては。

読んでいただきありがとうございました。

 

Snow Manのメンバー紹介してます!

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