Snow Manをめぐる冒険

社畜の長いトンネルを抜けるとスノ沼であった。人生の新章が始まった私の推し事ログ

ドラマ「silent(サイレント)」第1話 致死量くらい泣いたよ!ネタバレと感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

ついに始まりました、めめ(目黒連)のドラマ。始まったということは終わってしまうではないか・・・。早くもsilentロスが心配です。

言うまでもなくめめは最高なんだけど、川口春奈をはじめとする俳優陣と脚本と演出も素晴らしいのよ!!類い稀なる最高の三位一体ドラマ!!

さて、第1話。BBAは致死量かってくらい涙が出ました。若干“泣かせられてるな”感はあったけど、最高でした。

 

この記事はBBAスノ担の書き起こし&感想です。ネタバレだけ知りたい方は超要約の部分のみどうぞ。

他のネタバレあらすじ感想はこちら(第2話)(第3話)(第5話)(第6話)(第7話

 

目次

 

 

「silent」相関図

公式サイトより

「silent」第7話ネタバレ(超要約)

・高3の時に付き合っていた青羽紬(川口春奈)と佐倉想(目黒蓮)。
しかし紬は想から一方的に別れを告げられる。

 

・8年後、紬は想と共通の友人である戸川湊斗(鈴鹿央士)と付き合いながら、

2人の将来を考えるようになっていた。

 

・そんなある日、駅で想の姿を偶然見かける。思わず声をかける紬だったが、彼にはその声が届いていなかった。なぜなら彼は高校卒業後、難病に罹患し完全に聴力を失ったからであった。人間関係は紬を含めほぼすべて断ち切ってしまった。

 

・駅でみかけて以来、想のことが頭から離れない紬。8年前に別れてからずっと、彼の言葉と声が心に残っている。

 

・一方、紬の恋人の湊斗は天然ヒアリング能力で、想の妹から想の連絡先&聴力を失った事実を聞き出してショックを受ける。

 

・湊斗との同棲目前に、再び駅で想を見かける紬。逃げる想を追いかけて話しかける。

涙ながらに怒涛の手話で返答する想。そんな想への理解が追いつかない紬。

視聴者も大いなる哀しさと混乱で涙。誰もが涙涙の、せつなすぎる再会シーンで第一話は幕を閉じました。

 

超要約するとそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

※手話部分は斜線

 

1.元カレ想を見かける紬と、想を捜索する湊斗

・雪の日に高校の制服姿で会話をしている青羽紬と佐倉想。

silent 第1話より(フジテレビ)

紬:「静かだね。雪降ると静かだね」
想:「うるさい。青羽の声うるさい」
紬:「うるさい」
想:人差し指を口にあてて「シーーー」
(はい、きました。「シーーー」。いきなりノックアウト。冒頭の掴み8億点。正座に切り替える。そしてこの「うるさい」はもちろん本当にはうるさくないやつ。愛しさ満点の「うるさい」です。)

 

(100時間くらい見れる動画。おい誰だよ目黒蓮を生んだの!!出てこい!!最高すぎるだろ!!!!!!!!!ありがとうございますーーーーーーーーう)

 

・(現在)朝5時に雨音で目を覚ます紬。布団の横には恋人の湊斗。
紬「うるさい・・」とつぶやく。
数時間後、湊斗の出社と同時に帰宅した同居中の弟の光(板垣李光人)。
(また「うるさい」出たけどいったんスルー。それにしても顔面偏差値えぐいきょうだいだな。)

 

タワレコらしきCDショップでフリーターとして働いている紬。

正社員の勧告を受けるも「ご検討します、ふふ」とかなりライトな返答。
(え、もっと喜ばんの?募集段階にしても、頑張ってトライしてみます!とかはなし?もはや正社員神話は崩壊してるのね、と思ったが本筋に影響ないのでまあいい。)

 

世田谷代田駅で想を見かける紬。
「佐倉くん!」と後ろから呼ぶが、紬の声に気付かない想。

想を追いかけるが見失ってしまう紬。

紬は高校生の時に「佐倉くん!」と呼びかけるとイヤホンを外して振り向いてくれた姿を思い出す。

(イヤホンしてても紬の声は聞こえてたんだね。それにしても振り向きざまの佐倉くん最高。誰か「見返り美人図」みたいに描いて後世に残してほしい。)

 

・湊斗と会い、想を見かけたことを話す紬。

想を追いかけて電車に乗り遅れ、待ち合わせに遅れてしまったことを話す紬。

紬「何かびっくりして。実在してたんだ・・的な。ツチノコ的な」
湊斗「ツチノコ・・」
紬「同じ世界線にいたんだ・・みたいなね」
・・・
紬「声かけたけど気付いてもらえなかった。人違いかも」
湊斗「想だったら、紬の声気付くよ」

(オイオイ優しいな湊斗。大丈夫!?ドロドロのトレンディドラマ世代のBBAは、湊斗にどす黒い悪意が満ちてるのではないかと絶えず不安だよ。)

 

・友人真子(藤間爽子)と会い、想を見かけたことを話す紬。

silent 第1話より(フジテレビ)

真子「え?上京してすぐ女つくってそっこーでつむぎを振ったあの佐倉想くん!?」
(←状況が一言でわかる秀逸なセリフ。)

・・・

真子「同じ世界線に存在してたんだー。懐かしいー。何?何か話したの?」
(また世界線でてきた。最近の若者言葉なの?BBAは世界線を覚えた。)

紬「見かけただけ。人ちがいかも・・」
真子「佐倉くんレベルのビジュアルの人の人違い・・・へえーーー」
(それな。全目黒担が同意したであろう瞬間)

 

・湊斗による想の捜索が地味にスタートしていたが、徒労に終わる

捜索1.高校の同級生3人

誰も想の居場所も連絡先もわからず。

「いいじゃん別に。想がいたら湊斗、青羽さんと付き合ってなくない?再会とかされたらやばいでしょ」と、湊斗の心をエグり爪痕を残す同級生Aもいた。

 

捜索2.高校の元サッカー部顧問の古賀先生(山崎樹範
湊斗に想の居場所は「把握してない」と返答。しかし湊斗が帰ってから「最近どう?」とLINEで想に話しかける古賀先生。家族以外で想の現状を知る唯一の人物か。

 

捜索3.検索エンジン
スマホで「佐倉想」を検索する湊斗。しかし有力情報は出てこず。(同じ頃、紬も検索していた。)

 

 

2.出会いと別れ

・湊斗との同棲準備を進める紬。片付けの最中に思い出の箱を開ける。
高校時代のイヤホンやお守りなど。それらの中から、想が書いた作文を取り出す。タイトルは「言葉」。

ー言葉は何のためにあるのか、なぜ生まれ、存在し続けるのか。なぜこの一つの星に、複数の言語が存在するのか。ー

 

・回想:高2の秋、全校集会で想の声と言葉に惹かれる紬。
全校生徒の前で「言葉」のスピーチを読む想の姿に釘付けになる紬。

(紬が想を認識し、惹かれるきっかけとなる重要なシーン。)

ー好きな声だった。好きな声で、好きな言葉をつむぐ人だった。ー

 

・作文を読み終わった直後、片付けを投げ出して駅へ走り出す紬

ーあの時からあの声がずっと耳の奥にいて あの名前が忘れられなくてー

いても立ってもいられず、想を見かけたあの駅へ走る!

(若いと意味もなく走るのよね〜。川口春奈は走ってもかわいいわ。BBAが走ると荒木又右衛門みたいに必死な顔になるのよ。)

 

・再び回想:高3の4月。紬と想が出会う。(ここからしばし高校時代)

同じクラスになった紬と想。座席表を確認する想をじっと見つめている紬。

湊斗がやってきて紬の視線に気付き、紬に想を紹介する。※湊斗と紬は中学からの同級生。(湊斗の空気察知能力の高さと優しさを物語るシーン。どす黒い悪意が満ちてるのではないかと疑ってごめん・・)

 

・高3の夏、教室。音楽を通じて距離を縮めていく二人。

湊斗「青羽って彼氏いるの?ってきかれた想に。つい最近」
紬「え、なんていったの?」
湊斗「ん知らないって。自分で確認すればって。」
紬「いないよ、彼氏いないよ!一人もいない!全っ然いない!」
湊斗「うん、それ想に言ってやって」
(優しい眼差し・・湊斗、、せつねいねえあんた・・)

そこへ想がクラスへ戻り着席。青羽は想の席へ。
紬「何聴いてるの?」
イヤホンを渡す想。
紬「あー。はいはい。いいよね。これすごくいい。うん。いいよね」
想「知ってる?ほんとに?」
紬「知ってる知ってる」
想「今度CD貸すね」(本当は曲を知らない紬。そんなキミも可愛い!て思っている感じが出てる)
そのやりとりを遠くから見ていた湊斗は教室から退出。
(湊斗の優しさと忍耐強さがよくわかるシーン。うっかり湊斗推しになっちゃいそうだよ。)

 

学校の階段で想からipodを借りる紬。

階段上に上がっていく想が、手すりから階下の紬を覗き込む。「新譜入ってる。貸す」とipodを落とす想。「借りる!」とキャッチする紬。
(音楽が2人をつないでいくという過程が丁寧に描かれます。脚本うまいな。)

 

・告白し合う紬と想、交際スタート。

想への想いが溢れすぎる青葉。下校時に先を歩いている想に追いつき、意を決して「好きです、付き合ってください」と告白。イヤホンを外した想は「ん?」と聞こえてなかったかのような様子。

紬は「何聴いてんの?って言ったの」と思わずはぐらかす。

スピッツの会話が続き・・・

想「青羽、好き。付き合って」

紬「ん?」

想「好・き!付き合って!もっかい言う?」

(やっぱ聞こえてたんかーーーい!最高なのよもう。はー。動悸がすごいです。BBAになると推し活も命がけなのよ。)

 

その後、電話をしたり、クリスマスのプレゼント交換をしたり、順調に愛を重ねていく二人。しかし高校を卒業後、上京して進学したら想から突然「好きな人がいる。別れたい」とLINEがきた紬。大好きだった想の声も聞けず、一方的に別れを告げられ終わってしまった。

 

 

3.湊斗の執念の捜索が実を結ぶ

・現在:駅で本を読みながら誰かを待っている想

思い出の箱にあった作文を読み終わり、走って駅に来た紬は改札の中へ消えていく。(意味もなく走ってたわけじゃなかった!)同じ駅にて想の先に現れたのは、先天性難聴を患う奈々(夏帆)。頬を染めている。超鈍感な少年ジャンプの主人公でも、想に恋してるってわかると思うわ。(悟空やルフィや炭治郎など)

 

・フットサル場で古賀先生と会う湊斗

「佐倉は見つかった?本当に会いたいなら実家にいくとか・・」と謎にけしかける古賀先生。湊斗は古賀先生に以下のことを話す
・進学した直後に想の大学に行って話しかけたことがあること
・そこで「紬はいらない。俺もう青葉いらないからあげる」と言われたこと
・「悔しいからすぐにはもらわなかったけど、結果もらいました」とも

(想は紬に対する湊斗の気持ちに気付いていたのね・・)

一方、「最近どう?」と想にLINEで送っていた古賀には、「静かです」の返事がきていた。

 

・想の実家へ行き、妹の萌(桜田ひより)から想の病気を知る湊斗

想像力が欠如した妹と湊斗の天然ヒアリング能力が奇跡のように重なり、湊斗は想が聴力を失ったことを知りショックを受ける。ちゃっかり連絡先もゲット。

帰宅した母の律子(篠原涼子)の指摘により、萌は“湊斗が聴力のことを知っていると思いこんで事実を話した上に連絡先まで教えてしまった”ことを認識。後に想にLINEで謝る。また、同級生である紬の弟の光に電話して、湊斗が紬と付き合っていることも知る。

 

・職場の休憩中に先輩と話す紬

「(付き合ってる人とは)電話派で、電話好きなんです。声で話す方が楽だし。」と紬は話す。

(本物の恋だけがマイルールをたやすく覆すことができる。今後、2度と電話で話すことが叶わない想との恋愛を示唆してのセリフなのか。)

「(今の彼氏は)優しいです。主成分“優しさ”って感じの人で」とも。

バファリンか湊斗かって感じね。その優しさが吉と出るか凶と出るか・・)

 

・カフェにいる想と奈々

湊斗からのLINEを見て動揺する想。

「昔の恋人から突然メールきたみたいな顔してるよ。誰?」と奈々。

「昔の友達」と複雑な表情で返す想。

夏帆の演技が凄まじすぎるよ。天然コケッコーの時にもなんとまぁ…とんでもない娘がでてきたもんじゃと驚いたが15年の時を経て再び驚き。明らかに先天性難聴を演じている。めめは後天性難聴っぽい手話だし、役作りの次元が高いわ)

 

・居酒屋で手話講師の春尾(風間俊介)と出会う湊斗

居酒屋で一人で飲んでると、手話で店員に話しかける人物がやってきた。赤の他人だが思わず話しかける湊斗。相手は手話講師だった。

湊斗「何か人が良さそうですもんね」

春尾「そういう刷り込みがあるんですよ。偏見っていうか。手話。耳が聴こえない。傷がい者。それに携わる仕事。奉仕の心。優しい。思いやりがある。絶対いい人なんだろうなって勝手に思い込むんですよ。ヘラヘラ生きてる聴者の皆さんは。僕も聴者なんですけどね。」
・・・

別に覚えなくてもいいけど、と言って手話教室のチラシを渡す春尾。

湊斗「できれば覚えたくないですね。・・・・・普通に話したいです。」

(ここで一瞬、え!?なに、覚えたくないってやっぱりブラックなの?と一抹の不安からの「普通に話したい」そっち!!!!偏見で見てるから覚えたくないんじゃなくて、想と話したいから覚えたくないのか!いやすごいリアルなセリフ展開だな・・・・脱帽。セリフ素敵すぎるから推し事しようってなってこの記事かいてる。)

 

・居酒屋の帰りに湊斗は紬の職場へ迎えに行く。夜道を歩く2人

silent 第1話より(フジテレビ)

想と会えたのかを紬に聞く湊斗。

紬「会えないよ、会えない会えない」

湊斗「会えたらどうする?」

紬「別にどうもしないよ!だって私ね、覚えてるでしょ、高校卒業してすぐ振られてるし、好きな人できたって。今さら私も何の未練もないし、こっちこそ好きな人いますけどって感じだし」と言って湊斗の手をとる。

紬「ただ元気でいてくれたらそれでいいっていうか。もう時効だしさ。今なら何のダメージなく聞けるもん。好きな人とどうなったの?って」

湊斗「うん、話したいよね」

(衝撃のセリフ。重ね重ね脚本うまいな。しかも湊斗のこみあげてくる想いをぐっと飲み込んでいる演技も抜群にうまい。「会えたらいいよね」じゃないんだよおおおおおおおおおおお。想の現状を知っての「話したいよね。」湊斗の優しさが・・いちいち深い。これ恋愛ドラマよね?もしや裏テーマ友情だったりするのかしん。BBAは眼精疲労が過ぎるんで事前リサーチとかしないのよ・・)

紬「ね、私さ、これも時効ってことで許して。私ね、佐倉くんの声が好きだったんだ。だから話したいっていうのはある。あっ怒んないでね。怒んないかそんなことで。」

複雑な表情の湊斗。手を離す

紬「高校生の時の話だよ」

湊斗「わかってる、わかってる。妬いてるとかじゃなくて怒ってないから。ごめん、想の話とかして」

紬「あ、私、湊斗の声も大好きだよ」

湊斗「いいって」(だろうよ。とってつけたような感じだよね。だが紬の素直な性格がよくわかる描写)

再び手をつなぎ夜道を歩いていく2人。

 

 

4.哀しき再会

湊斗と同棲する部屋の内見の日、あの駅に向かう紬・・

改札を出てイヤホンを落とす紬、それを拾うのは・・・想だあああああーーー!!!!

紬「佐倉くん・・」

逃げる想、追いかける紬。

想の後ろから「久しぶり。わかる?覚えてる?ねえ、佐倉くんだよね」などと話しかける紬。無視されるので腕を掴む。

紬「無視することないじゃん。あのあと・・卒業したあとすっごい心配したんだよ。何かあったのかと思って。あ別にもう全然怒ってるとかじゃないんだけど。ちょっと話そうよ。今から・・は私用事あるから、また今度。あそうだ連絡先おしえて。佐倉くん全部かえちゃったでしょ。そんなに私と話したくない?」

想「声で話しかけないで。一生懸命話されても何言ってるかわかんないから。聞こえないから。楽しそうに話さないで。嬉しそうに笑わないで。

呆然とする紬。

想「高校卒業してすぐ病気がわかった。それから少しずつ聞こえにくくなって、3年前ほとんど聴こえなくなった。

ちょっと待って、と言って想の手を取って手話を止めさせようとする紬、その手を振りほどく想。

想「なんで電話出なかったのか 別れたのか、これでわかっただろ?もう青羽と話したくなかったんだよ。いつか電話もできなくなる。一緒に音楽も聴けない。声も聞けない。そうわかってて一緒にいるなんてつらかったから。好きだったから。だから会いたくなかった。嫌われたかった。忘れてほしかった。

紬「ごめん、私わかんない、わかんないから、なんか筆談とかで・・ちょっと待って」

想「何言ってるかわかんないだろ?俺たちもう話せないんだよ。」去っていく想。

紬「待って!」と言って腕をつかむ。

想「うるさい。お前うるさいんだよ」再び去っていく想。

紬は、高校卒業の日に「電話するね」と言ったら「電話するね」と笑顔で返してくれた想を思い出していた。

想の後ろ姿を見ながら涙する紬。1人になって泣き崩れる想。

 

エンディング。

(哀しい。衣川の戦いくらい哀しい。愛しさ満点の「うるさい」ではなく本気の「うるさい」。冒頭と末尾の対比。紬も想も涙涙でBBAも情緒大丈夫かってくらい泣いた。全視聴者の涙腺も崩壊してたと思う。)

 

はー、最高でした。

仰るとおりめちゃめちゃがめちゃめちゃにめちゃめちゃでゲシュタルト崩壊するくるい良かったです。

来週もめちゃめちゃ楽しみすぎてめちゃめちゃになりそう。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

▼第2話はこちら

torinosorane2021.hatenablog.com

 

Snow Manのメンバー紹介してます

torinosorane2021.hatenablog.com

 

torinosorane2021.hatenablog.com