Snow Manをめぐる冒険

社畜の長いトンネルを抜けるとスノ沼であった。人生の新章が始まった私の推し事ログ

ドラマ「silent(サイレント)」第7話 ようやく奈々が浄化したよ!ネタバレ感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

第7話は、奈々の気持ちの浄化が主なテーマでしたね。
天然な紬の対抗馬としては、奈々はあまりに養殖すぎました。
紬の“まっすぐさ”が好きな想が、確信犯的にリュックのチャックを開けたり、音声通話ボタンを押したりする“かまってちゃん”女子を選ぶはずがないです。
第7話も詳しくつっこみますが、奈々に対しての当たりが強いので不快になりそうな方はお控えください。

 

「silent(サイレント)」 - 公式ページ

この記事は、BBAスノ担が感想をはさみつつ書いた長文です。ネタバレだけ知りたい方はネタバレの要約部分のみどうぞ。

過去のネタバレあらすじ感想はこちら(第1話)(第2話)(第3話)(第5話)(第6話

 

目次

 

▪️「silent(サイレント)」相関図

公式サイトより

▪️「silent(サイレント)」第7話ネタバレ(超要約)

想(目黒連)の気持ちが自分にないことを紬(川口春奈)の出現によってますます確信した奈々(夏帆)は、借りた本を想に返し自分の気持ちを清算しようする。
紬は奈々に、失聴前後の不安定な想を支えてくれていた感謝を伝える。
そんな天然の紬にほだされ、前話とは打って変わって別人格級の心の広さを見せる奈々。
想からも「奈々に手話教えてもらってよかった」等と言われ、奈々の気持ちは浄化。
一方、想が自分の前で声を出さないことに不安を覚える紬だったが、想なりの理由があるだろうと理解を示す。そんな紬を想はハグする。

超要約するとそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

 

1.奈々の決意と紬の不安

想への気持ちを清算する奈々

・第6話の最後のシーンの続き:想の目の前で電話に出る奈々。
2人は後方にいる紬の存在に気づくが、紬は踵を返してその場を離れる。
その直後に奈々も紬と反対方向へ進んで行く。
1人残された想が走って声をかけたのは、紬であった。
奈々は後ろを振り向き、想が紬に駆け寄る姿を確認する。
(これはショックだわね〜。でも自分を追わなかったので、これで諦めもつくでしょう。)

 

・ベンチに座る想と紬

公式サイトより

(紬に比べ、全話を通して想の衣装がないがしろにされてる気がするのは気のせいかしら)

 

「奈々から昨日、聴者とろう者と中途失聴者みんな違うからわかりあえない」と言われ、ちょっとケンカになったと話す想。
考え込む紬に対して「青羽には関係ないから気にしないで。巻き込んでごめんね」と。

(紬は不安よね。でもまだ付き合ってるわけでもないしこの程度の打撃はやむなし。)


・想に借りていた本を全て返すため、想の家に来た奈々
想が偶然帰宅し、廊下で本の確認をする想。
・・・
奈々「想くんがすすめてくれる本、正直あんまり面白くなかった。想くんが好きっていうから好きなふりしてた。」見つめあう2人。
とっさに本で顔を隠す奈々。
想が本を取り、微笑む2人。
(ここで本を取るのがにくいねえ・・モテる男は取るんよ!わざと恥ずかしい顔を見ようとするのよ!想のキャラクター設定が完璧だわ。)
奈々「フラなくていいよ。フッた側って悪者みたいになるでしょ?勝手に好きになられただけなのに。想くんは今までもこれからもずっと友達。悪者になろうとしなくていい。大丈夫。またね。これ、持って帰らなきゃだった」と図書館の本のみ抜き出す。
(フッた側って悪者みたいになるかなあ?私は逆にこれは奈々が自分を守るための言葉だと思ったわ。頭で理解していても、決定的な台詞って最後の最後まで聞きたくないじゃない。フラれないってことは奈々の中でも永遠に美しい恋のまま終わるわけよね。ついでに言えば図書館の本ってわかってて絶対入れてたよね。リュックのチャックをわざと開ける用意周到な娘が、図書館のラベルと印字とブックフィルムを見落とすはずないもの!!)

 

毒親フラグ

・想の実家にて:母と妹の萌。
想が高校の時の友達と再び会い始めたことを快く思っていない母は、
「やっと静かに落ち着いた生活ができると思ったのに・・変に刺激がある人と関わらせたくない」と言い放つ。萌は「それはお母さんの自己満足だよ」とバッサリ。
(最も身近な人が差別しているという例のような。我が子が傷つくのを見たくない母の気持ちもわからないでもないけども。守っているフリして、我が子を一番“異質”扱いしているのは実はこの母。なぜ篠原涼子がこの役?と当初は思ったけど、視野が狭小で利己的な母親は申し訳ないけどぴったりだわ〜。改めて言うまでもなく、キャスティグが最高だわ!!)


声を出さない想に不安を覚える紬

・想の職場
中途失聴者ってしゃべれないもんなの?」と、
かなり無神経に昭和のおじさんの代名詞みたいな人物(上司?)に言われ、戸惑う想。

 

・ファミレスにいる紬と想
「人と関わるのが嫌で今の仕事に落ち着いたのに、緊張して疲れた」と、先ほどの仕事での一件を手話で話す想。
紬は手話がわからず「もう一回言って」と言うが、「大丈夫、仕事の愚痴。」と首を横に振る想。
奈々のことを想に聞くと、「青羽は気にしなくていい」と言われてしまう紬。
(仕事の愚痴のくだりは、聴者同士ならコミュニケーションがとれていた所よね。聴者とろう者では、このようなすれ違いが日常茶飯事だろうことを物語っているわね。聴者とろう者の恋は、言語でのコミュニケーションの壁が取るに足らないくらいお互い惹かれ合うものがないと成立しないのかも。当然ながら単に“元サヤに戻ればよし”ってわけじゃないわね。)
・・・
紬「ずっと気になってたんだけど、声でしゃべらないの何で?・・・声出してって事じゃなくて、私が手話わかんない時、わざわざ繰り返したり文字打ったりめんどくさいかなって思って」 

「この時間がもどかしいから声で話せよってこと?」とスマホ画面の文字を見せる想。
否定する紬。
「声が好きなんだもんね」と打って見せるのをやめる想。
想「手話があれば十分ってだけ。奈々としか話さないから声が必要ないってだけ」
紬「そっかわかった。もっと手話わかるように頑張るね。ごめんね。」
(けなげやん・・けなげやん紬!紬が叩かれているようだが、奈々にはこのけなげさの100分の1もないと思うわ。)
と、ここでファミレスの店員がど派手にお皿を割る。
驚いた表情をした紬は、想に「なんでもない」と説明。
皿の破片を掃除している店員を見て何が起きたか察する想。
(嗚呼あの頃わかちあえた言葉がもう使えない。「なんでもない」ことが話せない。これが言語の壁。しかし丁寧な脚本ねっ!!!この脚本のすごいところは想像力なのよ!!綿密な取材なのかもしれないけど、すくい取る場面のセンスが秀逸ね!!)

 

・真子の家で飲む紬。
湊斗から真子に野暮用で電話がきて、流れで湊斗と話すことになった紬。想が声で話すことがあるかを湊斗に聞く。
(しれっと元カレに相談するあたりやはり天然よね。世間がイラッとするのもちょっとわかる。しかしこの顔面だから許されてしまうってのもある。)
スマホに文字打ってくれることが多いけど、名前は呼ばれたことがある」と湊斗から聞いてショックを隠せない紬。
「奈々さんは声出さなくていい相手だから、心開けるってのもあるかもね」と惑わしつつも、「話したくないのは理由があるのかも。顔見て話せば大丈夫だよ。」とフォローする湊斗。
(えーっと、湊斗は優しさの無敵艦隊てことでオーケー!?戦が終わっても紬に優しさを砲撃し続けてるのね!!フィリップ二世もびっくりだよ!!)


2.紬と奈々の対話@カフェ

公式サイトより

(キャストの中で誰よりも手話を必死に練習したのって、実は夏帆なのでは。先天性難聴ってことは手話が熟練してないとだめよね。夏帆の演技力はもっと評価されても良いと思うけどな〜。1年ほど前に再鑑賞して、つくづく“天然コケッコーを観ないのは人生の損失”だと思ったっけ。BBA世代はあまりのエモさに軽い脳震盪を起こすと思う。)


・想に連絡先を聞き、カフェで奈々と会うことになった紬
想から、
・奈々に出会わなかったら生きてこれなかった
・音がなくなっても悲しいだけではなかったのは奈々がいてくれたから
という事を聞き、今の想がいるのは奈々のおかげなので、どうしても感謝を伝えたかったと一気に手話で話す紬。
(かの岡本太郎の養子で実質的妻の敏子女史はその著作で、「(好きな男と)一度でも心が触れ合えたなら死んでもいい」というようなことを言ってたわね。付き合ったり結婚したりするだけが全てではないし、そうであっても薄い関係性であることはよくある。奈々は想にとってかけがえのない人物であり、好きな人にそんな風に思ってもらえるって素ん晴らしいことだと思うけどな。自分の人生に彩りを添えた人物として、奈々は想の中で永遠に残っていくわけよね。ええやん!ただ「出会わなかったら生きてこれなかった」云々は、奈々も想の口から聞きたかっただろうよ。。)


紬の天然ぶりに養殖では太刀打ちできないと悟ったのか、そもそも負けを覚悟していたのか、戦闘力ゼロの奈々。
「手話へたくそだね。便利なものいっぱいあるけど、上達したいならとにかく手話で話すようにしたらいい。想くんとたくさん話したほうがいいよ。」
とアドバイスまでする始末。
(6話で「プレゼント使い回された」と憤慨してカフェ代を押し付けた人物とは思えぬしおらしさ。どうした奈々!!!アマゾネス〜。ここで終わるのか。)

席を立つ奈々に、「あっ、その本、佐倉くんよく読んでます。奈々さんのおすすめですか?」と声をかける紬。
奈々「読んだことある?」
紬「ちょっと読んでみたんですけど、私には難しかったです」
奈々「私も」とはにかむ2人。
(えええ?奈々ちゃーーん、どうしたのいきなり。ビリーミリガン並みに別人格になってる気がするけど?あーたは①わざとリュックのチャックを開けて好きな男に「何かをしてもらう」あざとさと強欲さを持ち合わせ、②他人の落し物を「届けなくて良い!」と独断即決する冷徹さと、③想に言葉の暴力を浴びせる攻撃性と、④彼女でもないのに紬を待ち伏せしたあげく暴言を吐きさらにカフェ代まで押し付ける、という我欲女王のはずよっ!当選した政治家並みの豹変ぶりよっ!)

ちなみに、2人が難しかった本はこちらのようね。

 

 

3.想と奈々の対話@図書館

・図書館で想を発見する奈々
3〜4歳の男の子が本棚の上方を指し「あれとって」と想に言っている。
どの本かわからず、(少し逡巡したあと)男の子自身で本が取れるよう、抱き上げる想。男の子も目当ての本を手にとって満足。
(これは全めめ担へのサービスシーンよね??現実的に児童書(昆虫のひみつ)はあんなに高い位置にないのだけど、そこを突っ込むのは無粋というもの。演出にめめ担がいると理解してよろしいのかしら。めめ×子どもって、愛らしいを通り越して神々しいのよ。神なの!?喜んで崇拝しますけども!!)

そのやりとりの一部始終をみていた奈々。
(おお神よ!!やっぱり私が恋した人は人間的にも素晴らしい人だった!!この恋は実らなかったけど間違いじゃなかった。私の片恋万歳!って認識するシーンだったのかしら)
・・・
「青羽と話した?」と想に聞かれ、
「この8年、どれだけ想くんのこと心配してたかって熱弁された。」
「下手くそな手話で一生懸命話してくれた。気持ちを伝えようって必死になってる姿っていいね。」
「すごく愛おしい。まっすぐにその人の言葉が自分にだけ飛んでくる。想くんもあの子と話してるとそんな気持ちなんだろうなって思った。この前プレゼント使い回された気分って言っちゃった。私が想くんに教えた手話があの子に伝わっていくの。でも今は、おすそ分けしたって気持ち。あげて良かったって気持ち」
などと伝える奈々。
(いや本当にすごい良いシーンなんだけどね。奈々の豹変ぶりがBBAは気になるわけよ。どうしてこうなった!?)
・・・
想「奈々に手話教えてもらって本当に良かったって思ってる。」
奈々「想くんのために教えたんじゃない。私と話して欲しかっただけ。私の自己満足だよ。だからこうやって手話で話せて満足。お互い耳が聞こえてて声で話すのもちょっと夢だったけどね。」
想「たまに夢に見ることがあって。奈々も俺も耳が聞こえて電話したりお互い両手に荷物抱えて声で話したり。多分、奈々の顔とか性格でこんな声かなってイメージできるんだと思う。夢で話すときはその奈々の声が聞こえる。起きるともう、どんな声かよく覚えてないんだけど」
奈々「よかった。私も似たような夢をよく見るけど、音がないから想くんの夢の方でちゃんと声出てるならよかった。私にも想くんの声、聞こえてるならよかった。」
想「奈々、声でもすごいよくしゃべるよ。」
奈々「そんな気がする」2人の笑い声
シーーーと子供に言われる。怒られる、と笑い合うふたり。
(残酷やで想。こりゃ忘れられんわ・・・ますます好きになるでしょ。そんでこのビジュアル。)

ヒゲダン。

 

このメイキングシーンめちゃ好き。

 

 

4.前進する紬と想@紬の家

・仕事終わりに待ち合わせをする二人
本を読みながら待っている想に、「高校生の時の作文がまだ家にあるけど読みに来る?」と言う紬。「行こうかな」とつぶやく想。
(はい。見目麗しすぎてお布施を差し出したい。)

 

・手話教室の看板を凝視する奈々
「ご興味ありますか?手話」と話しかける手話講師の春尾は、奈々を見て瞬時に固まる。久しぶり、と言い合う2人。

 

・紬の家に来た紬と想(光は不在らしい)
ソファに座る二人
想「最近覚えた手話教えて」
紬「最近?うーん、片思い」
想「覚えなくていいよ」
紬「だよね。あっ作文作文」と立ち上がる紬の手をつかむ想。
紬を座らせて、からの「どうした?と」紬。
(ためて)声を出そうとする想に
「いい!大丈夫。しゃべんなくていいよ。ごめん。この前、無神経なこと言ったから。違うから。声好きだったけど、それはホント好きだけど、でも、声以外も好きだから。だから大丈夫。無理にしゃべんなくていいよ。喋んなくても好きだから大丈夫」
涙を流す想。
紬「好きとか言っちゃったけど、手話してないし、セーフ。訳すね。ちょっと手を話していただいて・・・」とここで想からハグ!!
紬「ん?伝わった?伝わってる?」
想の背中に腕をまわし、抱き合う二人。
紬「うん、伝わったね。」
(これってもう付き合ってるのよね!?あああああ、なんか初めてラストが幸せな気持ちで終わってる。BBA的には紬の共感が得られてないのがイマイチわかりません。明るくてええ子やん・・!!そら想と再会したら生きとし生けるものはすべからくこっちに乗り換えるでしょうよ。)

 

晴れて2人の間に、想の母親以外の物理的な障がいはなくなった。次回からは精神的な障がいが焦点になるのかしら。

BBAは未だ8話も観れてません。早く追いつきたい・・!!

読んでいただきありがとうございました。

 

 

Snow Manのメンバー紹介してます!

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ドラマ「silent(サイレント)」第6話 奈々が怖いよ!ネタバレと感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

タイパ重視の倍速ニッポンに現れたスロードラマ、silent。

第6話のヒロインは奈々でしたね。

渇いた砂漠に現れた水の要塞のごとく、失聴前後の不安定な想を支えた唯一の人物。
奈々に共感する方が多数おられる模様ですが、私は全く共感できませんでした。そんな、第6話のヒロインにちっとも共感できないBBA目線で、今週も詳しくつっこんでいきます。
奈々に対しての当たりが強いので、不快になりそうな方はお控えください。

 

「silent(サイレント)」 - 公式ページ

この記事は、BBAスノ担が感想をはさみつつ書いた長文です。ネタバレだけ知りたい方はネタバレの要約部分のみどうぞ。

過去のネタバレあらすじ感想はこちら(第1話)(第2話)(第3話)(第5話

 

目次

 

▪️「silent(サイレント)」相関図

公式サイトより

▪️「silent(サイレント)」第6話ネタバレ(超要約)

湊斗(鈴鹿央士)と別れた紬(川口春奈)は、想(目黒連)と距離を縮めていた。
想は、大学時代から失聴の不安に寄り添ってくれた唯一の友達の奈々(夏帆)に向き合うべく、カフェで話しをする。
しかし、想の気持ちが自分にはなく、決定的な一言を言われるかもしれないと悟った奈々は、思わず暴言を吐き想を攻撃してしまう。
さらに後日。彼女でもないのに奈々は紬を待ち伏せし、一方的に暴言を吐いた上に注文したドリンクも飲まず、支払いもせず、カフェを後にするのだった・・。

超要約するとそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

 

1.想が聴力を失うまでの孤独

周囲から孤立していく想

・同級生から孤立
大学の同級生から耳元で大声でよびかけられフットサルに誘われるも、既に補聴器を付けていた想は断る。
「まあいっか。何かノリ悪そうだし」と去っていく同級生のつぶやきは聞こえてしまう。
(耳元で呼びかける同級生の底意地の悪さよ!ボディランゲージで良いのに。ほんとこのドラマは、地味に悪意ある人をリアルに描くのが抜群に上手だわねえ。)

 

・社会から孤立
自転車を漕いでる最中、警官に呼び止められる想。
イヤホンではなく補聴器の旨を伝えると、「なおさら耳悪いなら気をつけて!」と注意され自転車を引いて歩く想。
(このような日常生活の違和感と孤独は氷山の一角で、実際は計り知れないほどのやるせなさを感じたであろうことが、人間関係の遮断っぷりから窺えるわね。)

 

奈々との出会い

・ろう者・難聴者対象の就活支援セミナーへ来た想
エレベーターの中で、奈々は「就活のセミナーに来たんですか?」とメモ帳に文字を書き想に話しかける。
(ええ!?エレベーターでイケメンと二人きりになったとして、そんな瞬時に話しかける!?さすがアマゾネス奈々よ!!あーた、その積極性があれば想にフラれても人生切り拓いていけるから大丈夫!とBBAが背中を押してあげたいわっ!)

 

セミナー後に座って話をする二人。
まだ手話がわからない想にUDトークを差し出す奈々。
「話を聞くよ」と言う奈々に、難聴になってからの孤独な気持ちを吐露する想。
・・・
奈々「声出さないから大丈夫。静かに話きいてあげられる」と紙に書く。続けて、
「私は生まれつき耳が聞こえない。でも、幸せ。音がなくなることは悲しいことかもしれないけど、音のない世界は悲しい世界じゃない。私は生まれてからずっと悲しいわけじゃない。悲しいこともあったけど 嬉しいこともいっぱいある。それは、聴者もろう者も同じ あなたも同じ」と。
涙を流す想。(これは心に深く染み入るだろう・・・)
ー本当にただ静かに話を聞いてくれた 静かに生きていけることを教えてくれたー
(待って!!逆にこの環境で何で想を落とせんかったん!?奈々の怠慢じゃね!?最も落としやすい“相手の心が弱ってる”という条件をクリアした上、3年間は唯一無二の友達だったわけよね?付け入り放題だし既成事実だって作り放題よ!!3年あったら田舎なら2人目が出産間近で家が建ってる頃よ!3年も何してたん・・・。「恋愛は戦い。KOしなければ意味がない」的なことを、加藤鷹かぐっどうぃる博士が大昔に言ってたものよ。しかも奈々の場合は強靭なスポンサーと華麗な音楽付きでリングに上がってるようなもんよ。とっとと技をかけるか降りる判断をするべきなのよ〜〜。紬が出てきたから慌てふためいてもねえ〜。)

 

想の許可なく友達を紹介する奈々

・カフェで談笑する想と奈々の元に、奈々の友達ミオがやってくる。
「想くん友達いないって奈々が心配してるよ」とミオに手話で話しかけられ、
手話がわからない想はお店を出る。追いかける奈々。
想「人が来るって聞いてない」
奈々「ごめん。友達作ったほうがいいと思ったから。
想「ろう者の友達?」
奈々「嫌なの?なんで?」
想「俺まだ聞こえるし」
奈々「一緒にするなってこと?そうだよね、勝手にごめんね」と言ってカフェに戻る。
(いやホントだよ・・・BBA的には奈々のように「自分が正しいと確信する、傲慢で想像力が欠如した人間」が世の中で一番嫌いだYO!でも想の「まだ聞こえるし」はよくないわね。逆に言えばこのようないざこざを経ても、3年間も想を独占できてたんよね!公取委も白目向くほどの独占っぷりだよ!)


2.距離を縮める紬と想。一方、想の母に毒親フラグが立つ

奈々がかけた想への電話をとる紬

お好み焼き屋にいる紬と想(第5話最後のシーンの続き)
「美味しい」と笑顔で頬をたたき手話で表現する紬と、その表情を見て微笑む想。
(顔面偏差値国立医大並みの笑顔リレー。尊みが過ぎるわ。)

 

・職場で想とのLINE画面を凝視する奈々
想を映画に誘うが返信はないため、(とってもお互いどうしようもないことがわかっていて)音声電話をかける。
(出たわよかまってちゃん行動。特に若い女子って確信犯的にこういうことしがちよね〜。わかるけども。ろう者とか聴者とか関係ないのよ。)

 

・再びお好み焼き屋の紬と想
「(奈々に)何かあったのかもしれないから、代わりに電話に出て」と想に頼まれて紬が出るも、すぐに切れてしまう。
その直後にLINEで「ビデオ電話と間違った笑!」と、かまってちゃんあるあるの訂正文言を送る奈々。
想「この人も耳聞こえなくて。ちょっとドジっていうか。よくリュックのチャック開いてたり」(いやだからさ・・何で男って気付かねえのよ)
紬「仕事の知り合い?」
想「友達。高校卒業してからできた唯一の友達」
「ホントに友達?」と想に聞こえないようつぶやく紬。


紬に嫉妬心を燃やす奈々

・横断歩道の手前で、後ろ姿の想を発見する奈々
LINEで「明日ひま?ご飯たべに行こうよ」と想に送り、
スマホを確認する想を遠くから見つめる。
(「今近くにいるよ」とかビデオ通話じゃないんだね。奈々の行動には湿っぽさしか感じないわ。紬は絶対しないであろう行動。わざと対比させてるのかしら。)
そこへ「お待たせ」と想の元に紬が登場!!仲良さげに歩く二人にショックを受ける奈々。
(これはせつないが仕方なしよ。恋愛はゼロサムゲームだもの!あーただっていくらでも3年間チャンスあったでしょうに・・)


湊斗の地味な心理テストで、紬と想の両思いが判明

焼肉店にいる想と湊斗
「今日、想のおごりね。俺に感謝してるでしょ。」
「元気だよ。振った側なんでね。」
など雑談をしてすっかり元の友人同士に戻った二人。
(オリーブを咥えた鳩が見えたんだけど幻覚?イケメン同士のほのぼのシーンが平和の象徴すぎてテレビのフレームが額縁に見えるわ!)

 

「本当に友達?」と奈々のことを訝しく思う湊斗に「二人で会う唯一の友達」と返答する想。

湊斗からの「紬のことをどんな人だとに奈々に話したか」「奈々はどんな人?」の質問に対し、それぞれ
紬→「まっすぐ。まっすぐ見てくる感じ。性格も」
奈々→「生まれつき耳が聞こえない。大学のとき知り合って、手話を教えてもらった」と返答する想。
実は「どんな人?と聞かれたとき、好きな人だとその人の好きなところを言っちゃうんだって。嫌いな人だと嫌いなところ。どちらでもない知り合いとかだと、関係性やプロフィールを紹介しちゃんだって。今みたいに。まあ全部に当てはまるとは思わないけどね」という湊斗的プチ心理テストであった。(ためになるわ!)


・手話教室で話す紬と講師の春尾

公式サイトより

(今週も演技の安定感がハンパない風間俊介氏。)

 

紬と湊斗が別れたことを湊斗から聞いたと話す春尾。
想はどんな人?と聞かれ、「好きな言葉をくれますね。」と答える紬。
(どうもここ、BBAセンサーに引っかかるのよ。何かを与えてくれる点が好きなの?例えば「言葉のセンスがある人」とか「言葉が素敵な人」でいんじゃない?“自分に何かをくれる”点が好きという人はBBAはあんまり好きじゃないわあ。)

 

想の母の毒親フラグ

・再び焼肉店で話す想と湊斗
「最近実家帰った?」と湊斗に聞かれ、首を横に振る想。
「あんまうまくいってないの?」と言う湊斗の言葉に困ったような表情をする想。

 

・想の実家

公式サイトより

(主役2人に次ぐ大きさの想の母。この場所、湊斗でよくない?第6話までだと、想の母は篠原涼子が演じてる割にはそこまで重要な役ではないのよね。後述の通り毒親フラグは立ってるけど、毒親レベルは映画「誰も知らない」や「マザー」の1000分の一にも達してない。なのにこのトップページの母の大きさは何なのかしら?女優“篠原涼子”への忖度?画像の大きさは出演料に比例してるの?それとも6話以降にラスボス的な感じでもっとバンバン出て来て大きな壁として立ちはだかるのかしら・・・謎だわ。)

 

想の部屋のCDを捨てておいてと父に依頼する母、篠原涼子
「捨てといてって言われたの?想に確認してからの方がいんじゃない」と、常識的な台詞を放つ父。
「言われてないけど、CDどうするのってわざわざ聞くの?次帰ってきたとき目につく方が嫌だろうし」
毒親フラグよ!家族とはいえ、勝手に人のもの捨てちゃいかんでしょ。こんなことをもしBBAの実母にされたら、メロスかってくらい激怒するわ!)

「じゃあ萌もらう。聞くためにとっといたんじゃないでしょお兄ちゃんだって」と妹。(今更ながらこの子めっちゃ可愛いわね!BBAは当然誰か知らんが。)

 

想のCDを自分の部屋に運ぶ萌、それを手伝い萌の部屋に入る父。
「お父さん、手伝って大丈夫?バレたらお母さんに怒られるでしょ」と父を気遣う萌。(ええ子や・・・父も常識人でよかった・・)
CDの箱を開けて涙を流す萌と萌の頭をポンポンする父。

 


3.想への暴言が止まらない奈々

「奈々に向き合う」と紬に伝える想

・待ち合わせに現れる紬

公式サイトより

(異彩を放つ美しさの横顔X2)

 

歩きながら、奈々についてどんな人?と聞く紬。
「すごく大事な人。だからちゃんと向き合おうと思ってる」と答える想。
案の定、ものすごく不安な表情の紬。
(そうううううう、天然??言葉足らずやがな!ちゃんと「関係性」を話してるけど紬はわからんよ。しかしすれ違いあってこそのドラマです。)


ショーウィンドウのハンドバッグを見つめる奈々

・奈々が綺麗な青いバッグを見つめている最中。

想から「明日少し時間ある?」とLINEがきて、即座に返信をする。

(そうよね、手話使うからハンドバッグは持ちにくいわよね。)

 

想を攻撃する奈々

・カフェで会う想と奈々
想「最近よく2人で会う人がいて」
奈々「イヤホン拾ったあの女の子でしょ?あの子の彼氏、友達なんでしょ?だめだよ喧嘩になるよ」(だとしてもお前には関係ねえ!どうもアマゾネス相手だと言葉遣いが。。)
想「別れたって」
奈々「へえ。昔の恋人と昔の親友。想くんと再会したせいで別れちゃったんだ。可哀想だね」(こりゃもうレッドカードよ。一発退場よ。攻撃してしまったら絶対にだめ。どんな男ともうまくいくはずないわ。)
想「ずっと奈々の気持ち無視して曖昧にしてたけど・・・」
奈々(話を遮るように)「迷惑かけると思うよ。想くんのこと可哀想だから優しくしてくれるだけだよ。18歳で難聴になって23歳で失聴した女の子探して恋愛したほうがいいんじゃないかな。高校生のときはどんな音楽聴いてた?うんうんなるほどね、あれいいよね。新曲きけなくて残念残だね。聞こえなくなっていくのほんとに怖かったよね。でも君と出会えたから頑張って生きていこうと思えたよ。そういう話できる相手探しなよ。」
憐憫を含んだ目で奈々を見つめる想。
奈々「どうしたの?手話わかんない?筆談しようか?あの子に聞こえない想くんの気持ちはわかんないよ」(この子!性根が腐ってるわ!意地悪!紬は死んでも言わないセリフね・・)
想「奈々よくそういうこと言うよね。自分はろう者だから聴者とはわかりあえないから恋愛もうまくいかなかったって。」(想よ、よく相手の土俵に乗らずに冷静に返したわね。)
奈々「だから何?」
想「だったら俺とでもわかりあえないよ。聴者でもろう者でもない。」
奈々「そうだね。私も想くんもあの子も誰もわかりあえないね」
(ユーはわかりあえないのではなく、わかりあおうとしないだけね!そこ全然違うからあ!)


・奈々の夢
あの青いハンドバッグから携帯を出し、想に電話する奈々。
横断歩道越しに想を見つけ、仲良く手を繋いで歩いていく2人。
・・・腕時計の振動する音で目覚める奈々。
(BBAはそのせつなさを理解はするが共感はできないわ。なぜなら奈々の性格が傲慢な上に、恋愛のリング上で3年間も怠慢を働いていたからよ。傲慢and怠慢!NO共感!)

 


4.紬をかき乱す奈々

相対する紬と奈々

・手話教室の前で待ち伏せし、「ちょっとお話ししませんか」と紬に話しかける奈々。
(こわああああああ!!40代以上のツインテール並みに怖いわ!何故に彼女でもないのにそんな奇行を??意味不明、理解不能、奇奇怪怪。silentは登場人物の気持ちを丁寧に描くスロードラマだけど、丁寧に描きゃあ共感できるってわけではないわ!)

 

・カフェに来た紬と奈々

silent 第6話より(フジテレビ)

 

メニューを注文したあと、
「私が想くんに手話を教えてたの。プレゼント使いまわされた気持ち。好きな人にあげたプレゼント、包み直して他人に渡された感じ。」
「想くんどんな声してる?」と怒涛のごとく話す奈々。(だからぁ!怖いんだってば!しかも押しつけがましい!)
紬「声・・・」
奈々「聞いたことあるでしょ?どんな声してるの?電話したことある?」
紬「電話・・はい。高校生のとき。」
奈々「いいね。羨ましい。たまに夢に見る。好きな人と電話したり、手繋いで声で話すの。憧れるけど恋が実ってもその夢は叶わない。恋も叶いそうにないんだけどね。」(奇行と暴言を繰り返す現時点で恋が叶ったら、相手の男の頭がイカレてるわい。)
言いたいことを言い放ち、カフェを飛び出す奈々。
(ひえええええ。奈々の自己中さに軽い脳震盪のような衝撃を受けたわっっ!!せめてカフェ代を置いていけいいいいいい!あたいなら立ち去る奈々の肩をこれでもかっちゅうくらい鷲掴みにして2人分請求するが、ヒロインはそんなことしねえわね。それでこそのヒロイン川口春奈よ・・)

 

奈々が想に恋に落ちたと思わせる瞬間の回想

・カフェを飛び出し泣きながら歩く奈々(お金払ってないのに・・・)
過去の想との出来事を思い出していた。(いや泣きたいのは紬じゃね!?あーたは言いたいことだけ言ってスッキリしてるかもしれんが。。)


・(回想)図書館の机で本を読む想と奈々。
会話をして怒られる小学生に注目する奈々。「私たちはこうやってしゃべってても怒られない」と想に語りかける。
・・・
想「最近筆談いらなくなったよね」
奈々「確かに手話だけになった」
想「それが目標だった」
奈々「目標?」
想「奈々と手話だけで話せるようになるのを目標にして手話覚えた。」
奈々「まだ、全然下手だけどね」
想「奈々にだけ伝わればいいから」
(はい、奈々だけではなく全世界の視聴者が恋に落ちた瞬間、7.9%)

 

ヒゲダン。

 

想の電話に出る奈々

・カフェを出て泣きながら歩く奈々
その姿を見つけた想から電話がきて、「離れてたから電話した」と奈々に駆け寄る想。
その後方には、2人の姿を見つけてしまう紬が!!

まだ鳴り止まぬ想の電話に、想の目の前で出る奈々。
話せなくて涙を流す。
(話したいけど話せない、声が聞きたいけど聞けない。その哀切が嫌というほど伝わってくるわ。それにしても夏帆の演技の凄まじさよ。第2話でも書いたけど、もはや演技に見えないわ!パラレルワールドで実在してる子でしょ!)

 

これはさすがに切ないわね・・・

 

BBAはまだ7話を見れてないのよ、生きてるだけで精一杯で。
でもネットニュースの見出しは目に入りました。
奈々が絶賛!?リアリー!?紬でなく奈々と付き合った方が良い?Oh yeah!?
皆忘れてないかしら、6話での奈々の奇行と暴言の数々を!!思い出してプリーズ!
紬が登場しなかったとしても、想が奈々を選ぶことはなかったことでしょう。
あるいは7話ではビリーミリガン級の別人格が現れたのかしら。
早く見なくては。

読んでいただきありがとうございました。

 

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ドラマ「silent(サイレント)」第5話 まだまだ湊斗はつらいよ!ネタバレと感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

紬と湊斗が別れるお話が、丁〜寧に描かれた第5話でしたねえええ。ファストドラマならぬスロードラマね!!

 

「silent(サイレント)」 - 公式ページ

この記事は、BBAスノ担が感想をはさみつつ書いた長文です。ネタバレだけ知りたい方はネタバレの要約部分のみどうぞ。

過去のネタバレあらすじ感想はこちら(第1話)(第2話)(第3話

 

目次

 

▪️「silent(サイレント)」相関図

公式サイトより

▪️「silent(サイレント)」第5話ネタバレ(超要約)

湊斗から別れを告げられた紬。湊斗は「ずっと想と再会したら・・と不安だった」ことを吐露し、お互いに想い合いながらも別れを選ぶ二人。
紬は家族のように大切だった湊斗との別れを哀しむが、はっきり言って湊斗の比ではないであろう。そうはいっても付き合っていた3年間は長く、ショックを受ける紬。
一方、二人の別れに悩んだ想だが、気持ちを切り替えて紬に「青羽が俺のこと見てくれるなら(これからのことを)ちゃんと言葉にしたい」と伝える。そんな想を、紬も受け入れるのだった。

超要約するとそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

 

 

1.紬と湊斗の別れ

・フットサルの帰りに残ってビブスを干す紬と湊斗。

想より前から紬のことが好きだった、と話す湊斗。
「別れたくない」と切り出す紬に対して、
「この3年ずっと考えてた。正直、ずっと不安だった。このまま紬と一緒にいたら優しくできなくなる。別れよう」と湊斗。

首を横にふる紬。
湊斗「嫌われたくない、紬にも想にも。」
泣きながらビブスでたたく紬。

(ビ・ブ・ス・で・た・た・く!痛くも痒くもねえ!!なんと愛くるしい抵抗か。BBAなら髪振り乱して理性吹き飛ぶほど抵抗するわ。川口春奈は格が違うよ・・)

 

・湊斗のマンション。

「(紬と)別れたよ。心配しないで」と想にLINEを送る湊斗。

(天然の湊斗。んなこと言われても心配しかしないでしょうに・・)

 

・古賀先生に相談する想。

※会話はUDトーク

先生「2人が別れたの佐倉のせいだとして、それが何?自分だって同じ女の子ふってるじゃん。それなのに納得いかないってのは何かちょっとダサいわ。佐倉ダサいわあ」
想「まじめに話してるんですけど」
先生「俺もけっこうまじめに言ってるけどね。戸川と青羽にも2人なりの考えとか関係性があって、この8年2人を全く見てなかった佐倉にわかるわけないと思うよ」
ぐうの音も出ない想。
(古賀先生の緩急のつけ方が良い感じよね。BBA的理想の教師よ。こういうことを相談できる人が想にいてよかった・・。)

 

・湊斗のマンションへ荷物をまとめに来た紬

荷物をスーツケースに入れ終わった紬に、重いから家まで送り届けると言う湊斗。
紬「女の子にはちょっと優しくない方がモテるよ」(同意しすぎて首がもげるわ!)
湊斗「だから俺 微妙にモテないのかな。次の人のとき気をつける」
(「次の人」ね・・。お互いを大切に思いながらも、今まさに別れようとする若い2人の会話の尊さよ。20代は別れの中に微かな希望があるから清々しいわね。BBA世代だと演歌になって悲壮感がえげつない。)
紬「やっぱ運んでもらおうかな。重いや。はい。」とスーツケースを渡す。
湊斗「ちょっと練習しようかな。もっかい言って。」
紬「これ、アパートまで運んで?」
湊斗「はあ?やだ。めんどくさい。お前いつまでいんの?早く帰れよ。」
紬「ふふふ・・待って待って、面白い」
(ふふふ・・・待って待って、ドSキャラの央士が最高すぎてラッキョが喉につまって死にそうになったやんけ!!めめがいないから油断してカレー食べてたのよ!!不意打ちだわあ!)
湊斗「面白いてなに?」
紬「似合わない。それはそれでモテないよ」拳を振り上げる紬と、その拳をそっと包み込む湊斗。(この手を離したら本当の本当に終わってしまう・・・的なね・・)
湊斗「1人で全部持てる?」
(地球上の優しさの源泉は戸川湊斗ってことでオーケー? 砂糖にまぶされて蜂蜜に浸かっていたかのように思い切り湊斗に甘やかされていた紬嬢。壺の外は厳しいわよ〜〜。)
「うん。持てる。」手を離す二人。(演出最高。)

 

 

2.湊斗という存在の大きさを実感する紬

・手話教室で春尾に湊斗と別れたことを話す紬。

公式サイトより

風間俊介の俳優としての安定感よ・・・。個人的には彼のドロドロ不倫モノかサイコパス殺人鬼を見たいわ。)

春尾との会話により、無意識に湊斗という名前を出していたことを知る。
「ほんとに好きなんですね。湊斗君、まるで青羽さんは自分のことそんなに好きじゃないみたいな、そんな言い方するから。無意識に名前出ちゃうくらいほんとに好きなんですね。」と言われて泣きそうになる紬。
(紬は本気で湊斗のことが好きだった。決して想の代わりや、誰でもいいからそばにいる人を選んだわけではないことが多角的に描かれているわねー。第3話では光が湊斗に「佐倉くんの代わりじゃない」と伝え、今週も真子や春尾を通して語らせ・・。これでもかというほど、紬と湊斗がお互いを大切に想い合ってたことを知らされるわね。この丁寧さ。これからも安易に想に乗り換えるわきゃあないことが推察できるわ。)

 

・紬の友人の真子とファミレスで話す湊斗
想といるときの紬はキャッキャッしてキラキラしてた。湊斗といるときはポワポワして落ち着いて幸せそうだった、と話す真子。
「佐倉くんの時は、ねえ聞いて、佐倉くんがね!って感じだったけど、湊斗の話を聞いてとかは全然なかった。ただね、独り言みたいにぽろっと言うの。」

「紬とご飯たべにいってそれが美味しかったとき『あ〜、これ湊斗に食べさせたいなー』とか服買いにいくと『湊斗はこういうのが好きなんだよなー』とかそう言う感じ。」

「紬が戸川くんのこと好きなの、そういう感じだった。嬉しいこと教えたくなる感じ。無意識に戸川くんが自分の基準になってる感じ。」
(はあああああ。古今東西、女は刺激と安定の間で揺れるものなのよーー!!キラキラとポワポワで。NANAのタクミとノブ。溺れるナイフのこうちゃんと大友。巨匠安野モヨコが生み出したシゲカヨだって刺激を求めすぎてハッピーのマニアになっちゃったし。そんで女っちゅう生き物は、振り回されるってわかっててもキラキラさせてくれる刺激タイプに惹かれてしまうのよおおおお。ただしポワポワの安定タイプを選ぶ女が多いこともまた事実。)
うつむく湊斗。
「女の子をキラキラさせる男ってすげえなって思ってたんだけど、ポワポワさせるのもね。なかなかの才能だと思うけどね。」と続ける真子。
(第三者の真子の口から語らせることで、紬の湊斗への想いを確証するわね。湊斗にとっては自分はちゃんと愛されていた、と自己肯定する意味で重要なシーン。このあと、紬と想の関係性を応援する立場としてスムーズに移行できるわ。見事な脚本ねっ!!)

 

・「会って話がしたい」と紬にLINEをする想
 (何かを決意するような表情。はい、イケメン!もはやアントシアニン効果すら感じるレベルで目の保養!)

 

タワレコ前(バイト先)で紬を待つ想
LINEの返事ないからバイト先に来たと言う想。
「ごめん、忘れてた。(湊斗とは)喧嘩したとかじゃないし、平和に、円満に別れたから大丈夫だから。」と紬。
(湊斗と別れて絶望感いっぱいなのに、バイト先にまで来る想にイラついてる模様。若干のイラつき演技が絶妙すぎる川口春奈。)
想「どこかでゆっくり話せる?」
紬「これから仕事だから何かあるならLINEしておいて」
想「仕事のあと時間ある?」
紬「はあ・・だから、LINEしてくれればいいから。休憩のとき、返すから。」
想「顔見て話したい。顔見て話したいから会いにきた」(この若干の強引さが・・やはり彼はキラキラ刺激タイプね。ポワポワ安定くんはここまで至らず退散するわ!)
紬「今、佐倉くんの顔見て話すの辛い」
その日の夜、想から紬へLINEが。
「明日、あのカフェで待ってる。話せるようだったらきて」
(失聴とかもはや関係ないのよね。キラキラ系は生まれながらにしてキラキラ系なのよね。)

 

 

3.湊斗との最後の電話

・自宅でハンバーグをこねる紬に湊斗から電話がかかってくる

公式サイトより

(顔面偏差値75の姉弟ねっっ!!!!)


紬の手が使えない故、光が出てスピーカーにする。
(ここからヘアピンの乱の始まりよっっ!)

家にふわふわが付いたヘアピンの忘れ物がある、と湊斗。
捨てて大丈夫という紬に対して、それだけだから切るという湊斗。
まだ切りたくない紬は「あっ。あ〜〜〜〜よく寝て、よく食べてる。」などと雑談開始。再び切ろうとする湊斗に対して、紬が「湊斗は家族みたいだった」と切り出す。
・・・
紬「一生懸命女の子っぽくしようってみたいな。釣り合うようにがんばろうみたいな。そういうのなくて。それがね、居心地よかった。」
湊斗「うん。」
紬「居心地よかった。ぼけーっとしてたもん、湊斗の横にいるときずっと。私なんかポワポワしてたと思う。わかる?ポワポワ。好きだったよ。戸川君のこと好きだったよ。この3年間ずっと一番好きだった人だよ。」
(涙がこぼれる紬。「戸川君」でBBAも不意打ち、感泣よ。しかし川口春奈がなんとまあ綺麗に泣くことか。想の時の感情が溢れる感じとはまた違う涙。泣く演技の使い分け?すげえな女優ってのは!)
・・・
湊斗「本当はこのふわふわ100均のって知ってて、どうせ捨てていいよっていうのわかってて。」
紬「うん。わかってんだろうなってわかってたよ。」(また涙がこぼれる紬。綺麗に泣くなあ・・芸術だよ)
湊斗「ちょっと話したかっただけ。ごめん。」(そんで湊斗の泣き顔アップ!たまらん!!)
紬「うん。いいよ。許す。」
・・・
湊斗「ふ。じゃあ最後にいい情報。想ね実はね、なんとポニーテールが好きです。」
紬「はは、しょうもな!」
・・・
電話を切るね、とお互い言い終わったあとも、紬が「ハンバーグこねてる手だから電話切って」的なことを光に言い、姉弟の会話を愛おしそうに聞いてる湊斗。「湊斗自分から切らないから相手が切るまできらないの。」という紬の声を聞きながらパンダのぬいぐるみとともに横になる湊斗。
(ここまで書くのかーーー、さすがスロードラマ。人物描写と細部への想像力がすごいね。お互いに恋心が残ったままの最後の電話。せつないわあああ。。。)


・(回想)ある日の朝、湊斗が目を覚ますと隣りに紬が寝ている
寝起きでいきなり目が合ってびっくりしている二人。
お互い苗字で呼び合っていたのに、この日を境に頑張ってお互い名前で呼び合おうとしている。
(初めて体の関係を持った翌日の朝というわけね。川口春奈が完全に湊斗を恋している目で見ていてやばいわね。これはかわいいいいい!女でも萌える!)
湊斗「前髪こんなんなってる」
紬「え・・」といってあのふわふわのピンで前髪を止める紬。
湊斗「かわいいねそれ。」
紬「100均。」微笑み合う二人。
からの現在。ハンバーグを焼く紬は、そのような絶対に湊斗も忘れていないだろうヘアピンエピソードを思い出していた。

 

ヒゲダン。

 

・翌朝、青空。
おなか減った。とつぶやく湊斗の部屋のゴミ箱には例のヘアピンが捨ててあった。
(爽やかな朝は二人の心の象徴か。浄化だわね。あそこまで丁寧に対話をしたらやりきった感あるよね。)

 

一方、同じ朝にヘアゴムを手に取り、想が好きなポニーテールにする紬。
「ふっ、いやいや」とつぶやきポニテをやめる。
(結果的にしなかったとはいえ、女は強い。強いよ・・・・!!スカーレットオハラに見えたわ!)

 


4.想とのはじまりの会話

・カフェで待つ想のもとに現れた紬
「来ないと思った。」と言う想に「大丈夫、(顔)見れるようになった。」と紬。
(切り替え早い!女は強い!)

ノートを差し出す想。止まるヒゲダン。無音。
以下、ノートに書かれた言葉(これが噂の直筆ノートね。字も素敵なのかめめ!!)
「2人が別れたの俺のせいだと思って」
「再会しなければよかったと思った」
「ごめん」
私たち別に・・と言う紬。
「でも、青羽が手話で話してくれることも」
「湊斗たちとまたサッカーできたことも」
「うれしかった」 
微笑む紬
「青羽と湊斗には悪いけど」
「やっぱり再会できてよかったと思う」
頷く紬。ここからBGM再開。
「8年分の思ってたこと今伝えたいこと」
「これからは全部言葉にしようと思ってる」
想はちょっとためて・・決意したようにページをめくる。
「青羽が俺のこと見てくれるなら ちゃんと言葉にしたい」
(想や、アクセル踏んだね!!やっぱりこっちに惹かれるのよ女はああ。失聴とかもはや関係なし。)
うんわかった、私もそうする、と紬。笑顔になる想。
紬「とりあえず、今思ってること言っていい?すっごいおなか減ってる。がっつり食べたい。どっか食べいこ?」
想「何がいい?」
紬「うーん、何でもいい」
想「わかった。すぐ店決めるからちょっと待って」 
紬「やっぱり何でもよくない。ハンバーグ以外にして」頷く想。
(はいここ。この時点で紬の潜在意識は湊斗から想へと「乗り換え完了した」したわね。ハンバーグは湊斗との思い出の一品。単に昨夜食べたから今は食べたくないとかそういうことではないのよ。ハンバーグ≒湊斗以外の同等価値のものをあなたと食べたいってことと理解したわ。光や真子とだったらハンバーグでもよかったのよ、きっと。)

 

次回はアマゾネス奈々が大活躍の予感ね!!!あー。またリアタイできない・・
読んでいただきありがとうございました。

 

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ドラマ「silent(サイレント)」第3話 湊斗はつらいよ!ネタバレと感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

第3話はほぼ一貫して湊斗目線でしたが、これまた秀逸でしたね。

未だ第4話も見ておらずようやっと第3話。

先週から今週にかけて、BBAの身に色々なことが起きました。

泣きたくなるほどみじめなゲームで、人生ではじめてのとびきりのBad trip。

それでも何かと時代が守ってくれる気配は1ナノメートルもなく、時だけが無情な速さで流れました。こちらBBAですので、自分の時計に合わせて更新していきます。
さて、鈴鹿くんの演技に脱帽し、めめの麗しさが例えようもなかった第3話。
湊斗の哀しみの深さに夜通し泣けるわ、めめも板垣君もついでにCMの横浜流星君も目の保養だわでまさにOvernight Sensationでした。

 

この記事は、BBAスノ担の書き起こし&感想です。ネタバレだけ知りたい方は超要約の部分のみどうぞ。

他のネタバレあらすじ感想はこちら(第1話)(第2話)(第5話)(第6話)(第7話

 

目次

 

 

「silent(サイレント)」相関図

公式サイトより

「silent(サイレント)」第3話ストーリー

青羽紬(川口春奈)と佐倉想(目黒蓮)、どちらも大切な存在だからこそ本当の気持ちを伝えることができなかった高校時代から8年の時が経つ。戸川湊斗(鈴鹿央士)は、今は自分が紬の一番近くにいるという自負と、心のどこかに残る不安を抱えながら過ごしていた。そんな中、紬と想が一緒にいるところに遭遇してしまった湊斗は気持ちの整理がつかない。

 

想は桃野奈々(夏帆)と一緒にいる時に、一方で紬は春尾正輝(風間俊介)から手話レッスンを受ける中で、聞こえる人と聞こえない人との間にある距離感を、実感をもって感じていく。そんなある日、想はあることのために紬の家へ向かうが、そこに紬の姿はなく…(公式サイトより)

 

「silent」第3話ネタバレ(超要約)

(上記の公式ストーリーの続き)

そこに紬の姿はなく、湊斗だけがいた。

紬の部屋で想と二人きりになり、「何で俺に言ってくれなかったの?」と溜めていた想いを想に吐き出す湊斗。
泣きながら家を飛び出す湊斗を帰宅した紬が追う。湊斗は想の失聴に深く傷ついていたのだ。“恋人の元カレ”として嫉妬対象の想ではなく、名前を呼んだら振り返ってくれた、友人としての想に会いたかっただけなのだ。泣き崩れる湊斗と、湊斗の言葉を聞いて涙する紬の顔で幕を閉じた第3話。

超要約するとネタバレはそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

 

1.想に脅威&遠慮を抱いていた湊斗

・湊斗の回想:高校時代に紬が想に恋する瞬間を目撃する湊斗。

生徒代表でスピーチしている想(目黒連)に釘付けになる紬(川口春奈)・・・を見守る湊斗(鈴鹿央士)。
(「誰かが恋に落ちる瞬間」って、恋に落ちた「誰か」のことを自分が好きじゃないとわからないもの。一瞬の変化を見逃さない湊斗は、それだけ紬のことを(恐らく中学時代から)好きだったのね〜。一途な男で泣けるよ。演歌なのか。)

 

・紬に駆け寄る想を遠くから見つめる湊斗。
ーすごく仲の良い友達とすごく好きな人だったから嬉しかった。すごくせつなくて、ちょっとだけ嬉しかったー
(付き合ってる二人を影から見守るという、三角関係の鉄板シーン。湊斗ホントに嬉しかった?そんな人いる?絶対嫉妬してるしょ。恋とは狂気よ!)

 

・大学の同窓会で再会する湊斗と紬。
二次会に行かずファミレスで仕事をする紬を追った湊斗。
紬が軽いセクハラを受けつつも無理して仕事をしている状況を知り、
「無理してやったことって無理なことなんだよ。」
「俺ね、人殴ったことないし殴りたいと思ったことないけど、青羽に挨拶(ボディタッチ≒セクハラ)するやつらは、会ったら殴っちゃうと思う」
などと、張り詰めた心を一瞬にして溶かすような言葉を投げかける湊斗。泣く紬。
(そりゃそうやで。BBAの脳内にはボブマーリーがno woman no cryって歌ってる)
翌日に退職届を提出した紬。(決断早いな!!)

 

・恋人同士になり3年間順調に愛を育む紬と湊斗。

公式サイトより

(湊斗・・顔小さすぎん?そりゃすずちゃんも見つけるわけやで)


新しい仕事は何をしたい?と湊斗が聞くと、「音楽」と答える紬。

ー誰かを思い出したみたいな顔でそう言ったー

 

タワレコらしき音楽ショップで働き始めた紬
ーその誰かが店にきたらどうしよう、そんなことばかり考えていたー
(湊斗はずっと想の存在が脅威だったのね。紬が想を忘れられなかったように、湊斗の心の片隅にも歪な形ではあるかもだけどずっと想がいたのねえ・・)

 

・現在:第2話の終わり、三人で鉢合わせする場面

silent 第3話より(フジテレビ)

 

湊斗をチラ見して、背中を向けて行ってしまう想。その背中に向かって「想!想!想!」と力強く声をかける湊斗。ハンバーグ食べに行こうという紬の手を振りほどき、気まずいまま分かれる紬と湊斗。
(紬が想と会っていた事実よりも、想が振り向かなかった事実の方がショックだったのか・・)

 


2.聴者とろう者との壁の匂わせ

・奈々が想に、闘牛のように逞しくしたたかにアタックする。
想を歩道橋の上から発見した奈々(夏帆)は、わざとリュックのチャックを開けて想に突撃。リュックを一瞥し、想にチャックを閉めさせる奈々・・・・・・・・・!!
(オーーーーーマイガーーー!よ!!おおおそるべしアマゾネス!!わずか数十秒のシーンだけど奈々の強欲さがよく出てる。この娘はすべてに見返りを求めるタイプね。怖いわっ!!そして往々にして男は気が付かないものよね・・)

見るからに元気がない想に奈々は「慰めてあげるよ」と言い、二人で出かける。 ️

(リュック奈々の未公開シーンはこちら)

 

・魚の目をした湊斗が想に架電する
奈々とカフェにいる時に湊斗から電話がかかってくる想。
「(耳のことを知ってるのに電話するなんて)嫌がらせだ、ブロックしなよ」と奈々。
(いいわね、奈々!さすがアマゾネスよ!怖いけど人間味あふれてて嫌いじゃないわ)

 

注文した料理がくると、2秒ほど小刻みに揺れて嬉しさを表現する奈々。
(この細かい人物描写よ!!!手話じゃないから単なるぶりっこよね。脚本すごいな。それとも夏帆のアドリブ?彼女ならできそうねっ!それにしてもBBAがこの場面で揺れたりしたらトイレを勧められて終了よ!!若さ故の特権が懐かしいわ。)

フォークをもらうため、アプリに文字を出力して店員に見せる想。家族の前でしか発声はしないとのこと。
(いずれ紬の前で発声しそうだけど、「発声」は何かしらの課題となる予感がするわね。)

 

・手話講師の春尾(風間俊介)と話す紬
「ろう者の8割くらいがろう者と結婚する。ろう者同士の方が幸せってことですかね」
という春尾の言葉に複雑な表情をする紬。
(紬と想が恋人関係になるには厚い壁があるという匂わせか…。社会への啓蒙が含んでるなら深いわ〜)

 

・バイト前に湊斗に会いにきた紬の弟の光(板垣李光人)
(姉にとって)湊斗は想の代わりじゃないと言い、湊斗を安心させる光。そしてすぐさま紬へ電話する湊斗。想とかちあって以来の気まずさが解消され紬と仲直り。
(光よ、、なんとしても姉にハードモードな人生を歩んでほしくないだね。それにしてもこのドラマ、板垣李光人の無駄遣いだと思うの私だけ!?顔面国宝の出番少なくない?)

 


3.「佐倉くんは好きじゃない」と想を叩きのめす紬

・バイト先で想に遭う紬
小雨の中、外にゴミを出しにきた紬に傘を差し出す想(最高)。からの、肩からずり落ちてしまった紬のエプロンを直す想(最高)
「(仕事終わるの)待ってるね」と紬に伝えて微笑む想(最&高!ティファニー&コー!!DJ KOO!!!ハングリーな精神で動こうーー!!!!)
(いや失礼しました。イケメンの紳士シーンは狂喜乱舞なのよ。紬のエプロンを想が直すくだりはあざとい奈々との対比かしん。紬はまっすぐ小細工せずって感じの王道主人公だわね。空気は読まぬが。)

 

・カフェで会う紬と想
「湊斗に悪いからもう二人で会うのはやめよう」と言う想に対して、
「そんなことで湊斗と別れたりしない。それより湊斗と想にまた仲良くなってほしい。佐倉くんとは時々ご飯とか言ったり、何でもない話をしたい」と言う紬。
(無理あるやろ、無理あるやろ紬。ええ!?)

 

さらに追い打ちをかける紬。
「今はもう佐倉くんのこと高校の同級生としか思ってない。今好きなのは湊斗。佐倉くんは違う。好きじゃない。」
スマホに表示された文字を目眩がするほどせつない表情で読み取る想。
(残酷だよおお残酷だよおおお、紬あんた残酷だよーー。4歳の愛王丸を殺させた信長に値する残酷さだよおおおーーー)

「湊斗って呼んでるんだね。わかった、気にし過ぎた、また連絡するね」
と帰る想。一人残り泣く紬。
(いやあーた想の気持ちをかき乱してるだけやん、やめたげて・・)

 

・居酒屋で春尾と遭遇する湊斗
想に話しかけたが振り返らなかったと話す。
「聞こえないなら振り返らないですよ、当たり前じゃないですか」と、COWCOWに体操化されそうなほど当たり前のことを言われる湊斗。

 

・想の家にやってくる妹(桜田ひより
「紬と湊斗、どっちとも仲良くやれば?病気隠してたこと謝ったら?」とズバッと言う妹。(若さ故の柔軟な発想に拍手!)

 


4.「何で言ってくれなかったの?」と想にキレる湊斗の悲しみが深い

・紬の部屋で話す湊斗と紬
内見の話が進まず、逃げるように買い物に行く紬。
(別れフラグすぎる。内見に気が進まない女が、その後、恋人とうまくいった例を私は知らない。)

 

・紬のマンションに来た想を、ベランダから奇跡的に発見する湊斗。
なお湊斗がベランダに来た理由は、てんとう虫を逃がすため。
(さすが世田谷、ここで太陽神の使いを持って来るとは洒落てるわ〜。BBAの田舎ならよくてカメムシってとこね。よくいるのは羽蟻だけど・・・逃がしゃせずその場でつぶすわ。)

silent 第3話より(フジテレビ)

 

・想を紬の部屋に呼ぶ湊斗。
電話で紬に「急がないでね。転ぶから、ゆっくりでいいから」と子どもをなだめるような口調で優しく言う湊斗。

(転んだってええがな、成人女子やろうが!!甘いのよ!紬に甘すぎるのよーーーーー!!)

 

・紬の部屋にいる湊斗と想
お互い居心地悪い感じで、想に缶ビールを渡す湊斗。ソファに座る想の背中に向けて、一人で話しかける湊斗。(想が聞こえるはずもなく)「想、無視すんなよ」と泣きながら話しかける。

そんな湊斗に気が付き、湊斗に近寄る想。そして予告でもあったこの場面・・
「想らしいよね、隠すとか。何で俺に言ってくれなかったの?力になれないけど、言ってくれないのはさ・・」と湊斗は涙涙。
(言わないのも想の強さよね。誰にも寄りかからず、自分の心に閉じ込めておくのもしんどいものよ。一方、大好きな友人に寄り添えなかった湊斗の悲しみもわかる。なんだかんだで学生時代の友人て唯一無二だものね。。)

 

そこへ帰宅する紬と弟の光。泣きながら家を出る湊斗を追う紬。部屋に残された想は、ホモサピエンス史上最も美しい涙を流す。

 

紬の家を飛び出した湊斗は、高校時代を思い出していた。「想」と呼びかけるもわざと聞こえないふりをする想。しかしすぐに振り向いて笑顔を見せてくれるのだった。

これよ。この神場面よ。なんなのさこの笑顔。目が眩むわ。

 

・追いかけて来た紬に涙ながらに想いをブチまける湊斗。
「想のこと悪く思えば楽だったから。友達の病気受け入れるより、ずっと楽だったから。名前呼んで振り返ってほしかっただけなのに・・・」泣き崩れる湊斗。
ヒゲダン、エンディング。


第3話の60分を通じて、湊斗は諦めずに何度も名前を呼びました。
1度目は想と紬の逢瀬を偶然見つけたしまった直後。
2度目は魚の目でソファに横になり、電話で呼び出した時。
3度目は紬の部屋で、缶ビールを飲みながら想の背中に向かって。


ずっと葛藤していたのか・・・・!!!

BBAが思う以上に湊斗は想の失聴に深く傷ついていたよ。
衝撃は受けたがわりと早めに切り替えてさっさと手話を覚えた紬に対して、湊斗は頭の中でずっと理解が追いつかずにいたのね。わかってはいても信じたくなくて。


“恋人の元カレ”として嫉妬対象の想ではなく(そう思う方が楽だったってことか)、
名前を呼んだら振り返ってくれたあの頃の、学生時代の唯一無二の友達としての想と!!もう一度会いたかったんだねーーーーーーーー。湊斗の悲しみの深さを知り、1週間以上も遅れてBBA号泣よ!!毎回言うけど脚本が秀逸。湊斗悪かったっけね〜、色々疑って。このドラマは今のところ極悪人が出てこないから平和で良いな。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

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ドラマ「silent(サイレント)」第2話 紬は天然!ネタバレと感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

祝、歴代最速160万再生!!めめ(目黒連)良かったね〜、脚本に恵まれたわねえ〜。そりゃ俳優陣の演技も素晴らしいオブザイヤーだけど、はっきり言ってドラマって脚本9割だから。

いくら推しが出ててもつまらんもんはつまらんのよ〜。silentは俳優・脚本・演出の全てが秀逸な三位一体ドラマ。単なる目の保養だけにとどまらない稀有な作品。めめの輝きとともに後世に語り継がれますように。アーメン。

 

めめってドラマの現場ではぎこちない笑顔の時もあるけど、これは素の笑顔で好きすぎる。さすがふっか。

 

この記事はBBAスノ担の書き起こし&感想です。ネタバレだけ知りたい方は超要約の部分のみどうぞ。

他のネタバレあらすじ感想はこちら(第1話)(第3話)(第5話)(第6話)(第7話

 

 

目次

 

「silent(サイレント)」相関図

公式サイトより

 

「silent(サイレント)」第2話ネタバレ(超要約)

・青羽紬(川口春奈)は8年ぶりに元カレ佐倉想(目黒蓮)と偶然の再会を果たすも、手話で一方的に話され、混乱で立ちすくむ。

 

・想は高校卒業のころから徐々に耳に違和感を抱いていた。
現実を受け止められない母の律子(篠原涼子)に申し訳なさを感じた想は、
そのまま上京し、紬にも病気のことは隠して別れを告げた過去があった。

 

・戸川湊斗(鈴鹿央士)は紬と想が再会したことに不安はぬぐえないものの、想いとは裏腹に、春尾正輝(風間俊介)の手話教室を紹介する。紬は手話教室に通うことを決意し、想と再びカフェで会う。

 

・手話を覚えた紬に対して素直に喜びを示す想。8年前の「好きな人」は自分であり、悲しませたくないから別れたという事実を知る紬。2人とも涙。紬は想に今は彼氏がいることも伝えた。

 

・別れ際に湊斗から電話がかかってくる紬。想に促されてその電話を出ると・・2人を恨めしそうに見つめる湊斗がいた。湊斗のホラー要素が満載、三角関係の渦中にある全員がかち合うところで幕を閉じた第二話。

 

超要約するとネタバレはそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

※手話部分は斜線にしてます。

 

1.想が聴力を喪失するまで

・想の回想:高校の教室で楽しそうに話をしている紬(川口春奈)と想(目黒連)

「紙を42回折ると、紙の厚さが月に届くんだって」などと話している。
-どうでもいい話ばかりしてた。あのときあの場所でしなくてもいいくだらない話ばかりしてた。ただ好きな人と話しているその時間に意味があった。-
(はい、またきたよ冒頭にエモいシーン。制服姿の2人の神々しさよ。誰か表彰したげて。そして、永遠に失われた“くだらない話ばかりしていた時間”。今だからこそわかる尊さがせつない・・)

 

古賀先生(山崎樹範)がやってきて茶化し、帰り支度をする2人。
古賀「おー帰れ帰れ、手つないで帰れ!気をつけて帰れよー」
先生が見えなくなってから紬の手をつなぐ想。
紬「ホントに手つなぐんだ」
想「顧問の指示だから」
ふふ、と言って笑い合う二人。
(最高かよ。若者には理想、BBAにはこうあってほしかった、という青春時代が投影されている・・)
-特別なものなんか何もいらなかったし、このままでよかった。卒業して遠距離になることなんて何でもなかった。何でもなかったのに-

 

・卒業式の帰りに耳鳴りを感じる想。

耳に違和感を感じた想は、母(篠原涼子)と医者に通いつめ、病気が判明する。

台所で泣く母に心を痛めつつ、予定通り大学に進学する想。上京する際に車で見送る母に「お母さん、ごめんね」と言う想の表情がリアル・・。その後、一人になった車中で目を潤ます母。

(母は泣くよ。当然ながらBBAも号泣。しかし篠原涼子が母親役とは。肉体に降り積もる歳月は容赦ないことを冷静にかみしめるBBA。)

-耳が聞こえなくなるだけならまだよかった。自分が苦しむだけならまだよかった-
(自分以外に家族も紬も苦しむものね・・)

大学で紬に「今日そっち帰るけど、少し会える?」とLINEをする想。紬に耳のことを話すべく帰省する。

 

・公園のブランコで紬を待つ想

手鏡で前髪を確認する紬を発見し、愛おしそうに見つめる想。紬の姿を見ている自分を気付かれないようにそっと目をそらす。
(一見ありがちなシーンだけど、目をそらす想まで入れてくるのが秀逸。相手を思いやる気持ちが強いという人物像を地味に描写している。芸が細かいんだよ!「神は細部に宿る」と言うものね)

 

想を見つけて駆け寄る紬。ブランコから降りて、紬の前髪に触れる想。
(えええ!?さらに芸が細かかった!!鏡で確認していた前髪にあえて触れさせたのか!!脚本なのか演出なのかすげえ〜〜)

silent 第2話より(フジテレビ)

 

ブランコをこぐ2人。ご飯でも食べる?と聞く紬にあまり時間ないと答える想。
紬「今日なんで?」
想「ああ、うん。青羽に聞いてほしいことあって。」
紬「何?」と屈託ない笑顔。
その笑顔を見て何も言い出せない想。
ブランコから降り想の元へしゃがむ紬。想の背中を撫でながら・・
紬「大学大変?部活でやなことあった?佐倉くんに向けられる悪意ってね、全〜部嫉妬だから聞き流して大丈夫だよ。みんな佐倉くんのこと嫌いなんじゃないの。好きすぎるの。人の悪口ってね、悪口言っていい人には言っていいんだよ。私言っていい人だから。寝たら忘れる人だから。はい、どうぞ」と言って両手を差し出す。
(はい、号泣。まだ序盤。開始11分だけど大丈夫なのか。BBAの涙の源泉が枯渇しないかの心配をよそに物語は進む。)

「はは・・」と乾いた笑いの想。泣きそうな表情。
(いや言えないてこれは!これはよう・・。想くん優しいんだYO!紬の屈託ない笑顔と、その屈託ない笑顔を自分が壊してしまうのかと葛藤してるであろう想がせつなくて哀しい。)

紬「泣きたいとき、優しくされると泣きたくなるよね。わかる。いいよ。泣いとこ泣いとこ、男の子も泣いていいんだよ。私寝たら忘れるから」
想「大丈夫。泣くの大丈夫」

(絞り出すように言うたね今。君は我慢してもBBAは号泣やて)
紬「うん。じゃあ何かあったら電話して。何もなくても電話して。佐倉くんの電話したいときに電話して。私、したくないときないから。24時間体制」
想「青羽、電話好きだよね。」
紬「うん好き。声聞けるからね。」
想「声はね 聞きたいよね」(自分に言い聞かせてるね。泣。)
紬「佐倉くんの声聞くたびに思うんだよね、好きな声だなあって」
絶望を叩きつけられたようなせつない表情の佐倉くん(はい、めめ天才。)
想「青羽ごめん時間が。」と言って肝心なことは言っちゃいないのに立ち去る想。
・・・

公園での別れ際
想「あのさ、名前言ってもらっていい?」と言って紬に下の名前を呼んでもらう。
紬「想くん」(満面の笑顔、恋する笑顔。なんなんだこの川口春奈の可愛さは!!顔の造作とはまた別の表情の良さがあるな。)
紬「初めて呼んだ。緊張した。」

・・・
紬「うん、またね想くん。」と言って分かれる2人。
(天才かよ。脚本天才すぎだろこれ。どうやら若手の脚本家で連ドラ初とのこと。はーん、こりゃ抜擢した村瀬プロデューサーの気概がすごいね。)
泣きながら帰る想。
-それから佐倉くんは一度も電話に出てくれなかった-

 

 

2.湊斗の衝撃の甘やかしぶり&紬にイヤホンを返す想

・現在:第一話の最後、涙の再会の続きの想

奈々(夏帆)が、一人で泣いてる想に「大丈夫?」と話しかける

 

silent 第2話より(フジテレビ)

(奈々嬢の服装に注目。ふむ、ローファーに白い靴下、中途半端なスカートの丈。はいはいはい。質実で清楚可憐な文学少女のイメージね!こういう女子が実は一番神経ぶっといのよ〜。この世で最も強い女の部類に入るのよ〜。私は隠れアマゾネスって呼んでるわ。)

 

・カフェで話す想と奈々。

想が拾った紬のイヤホンが約4万ほどであることが検索により判明。「相当の音楽好きかお金持ちなんだね。きっとお金持ちの方だよ。なくしたら新しいのを買うよ」と言う奈々に対して「音楽好きの方だから返さないと」と想。

(イヤホンを返さなくていいと言う奈々…やはりぶっとい女だわ!この子は本質的には優しくなさそう。んで夏帆の演技がうますぎてもはや演技に見えないのはどういうこと?どっかのパラレルワールドで実在している先天性難聴の女子じゃないの?そしてフリーターの紬のイヤホンが4万。CDショップに勤めてることからもわかるけど、音の世界を大事にしている姿勢がよくわかる出来事ね)

 

・涙の再会の後の紬

湊斗(鈴鹿央士)と内見に行く予定だった紬は、想との再会により待ち合わせ時間をオーバー。駅で湊斗からの電話に出ると、「お迎えいくから待ってて。この電話切ったら、動画検索して。『パンダ(スペース)落ちる』って。かわいいの出てくるから。それ見て待ってて。」と言われる。
(車でのお迎えじゃないのよ。徒歩と電車なのよ。お迎えって・・あーたの彼女3歳児なの!?遅刻だけど内見いけばいいやん!湊斗やさしすぎん?!炙ったマシュマロでもこんなにやさしくないわ!!そんで待ち時間のパンダまで提供する気遣いができるって一体何者なのよ!前世何だったのさ!)

 

駅についた湊斗はベンチに座る紬を見つける。
湊斗「パンダ落ちた?」
紬「2〜30匹」
湊斗「けっこう落ちたね」
バッグから飲み物を取り出す湊斗ぉぉ!しかも種類が違う3本を用意ぃぃ!!そんでフタを開けてから紬に差し出すぅぅ!!!(フタ開ける握力くらいあんだろ!!)からの〜、何も聞かずに泣く紬の背中をさする湊斗ぉぉ!!!!
(お迎えパンダからのすごい連続技だわ。これはもう一流料亭の女将さんを超える気遣いよっっ!内見に行けなかったことを責めもしないし、どんだけ甘くて優しいのさ・・。砂糖をまぶしてハチミツに浸したくらいに甘やかされとるよ紬は。)

 

・その日の夜、魚の目になり虚空を見つめる湊斗

想から「青羽の連絡先わかる?」とLINEがきた。
(想は紬に会いたいのね。会わなくても返す方法いくらだってあるのにね。)

 

一方、部屋で呆然とする紬に「イヤホンを返したい」と想からLINEが。
(やっぱり湊斗も想に教えたのか。「今は俺が彼氏だから伝言引き受けるよ」とかにはならんか・・ドラマ終わっちゃうもんね)


・紬が待つカフェに想がやってくる
イヤホンを返して早々に帰ろうとする想を、引き止める紬。
着席して、音声を文字に置換する意思伝達アプリの画面を差し出す想。

・・・

紬「えーっと、どうしよっかな。何言いたいかわかんなくなっちゃった。なんだっけ」等のすべての音を拾うアプリ。
紬「え?これもう始まってんの?恥ずかしい一回やめてやめて、違う」
微笑ましくて笑う想(はい、最高。先生!佐倉くんの笑顔が最高です!!)
紬「元気だった?」頷く想。
紬「よかった」
想 “青羽も元気そうでよかった”と入力。
紬「うん、元気」で笑顔になる想。(涙涙よ・・つまみのもやしが鼻から出そうなんだわ。)

 

・想と会ったあと、ファミレスで湊斗と会う紬
すぐに紬の新しいスカートに気付く湊斗。
(紬よ、想に見せるために新しい服を着たんだね。全視聴者が湊斗のためじゃないこと知ってる。後に敏感な湊斗も気付くはずや・・)


想に会ったことを湊斗に話すと、失聴したことを知っていた。
「紬、知ったら不安定になるかなって思って言えなかった、ごめんね」と謝る湊斗。
「ううん、ごめんごめん」と紬。
・・・
湊斗「(想と)会ってどうしたの? 」
紬「どうもしないよ。私がイヤホン落としてそれを佐倉くんが拾ってくれて、それを返してもらうためにもう一回会った。それだけ。湊斗は?会いたいでしょ、久しぶりに話したいこととか。」
湊斗「俺はいいかな。よろしく言っといて。ああそうだ、この前チラシもらったんだよ、手話の教室の。これこれ。覚えたら想喜ぶんじゃない、次あうとき」と言ってチラシを渡す湊斗。
(唯一ここが解せないのよ〜〜。自ら想と紬をつなぐための潤滑油になる湊斗。想のとこ走っても文句言えないよ?自業自得よ?聴者ゆえの余裕なのかしん。「次あうとき」って会っていいわけ?この後、当然のように手話教室に通う紬もどういう神経?元彼よねえ。もはや前世くらい昔だけど、私は元彼と仲良くしようものなら今彼はメロスくらい激怒してたわ。湊斗の真意は次回以降の回収を期待。紬が湊斗に全く忖度せず手話教室に通う点については、単なる空気読めない娘ってことで理解した。)

 

・夜、明かりを消した自宅で校正の仕事をしている想。
(ドラマのキャッチコピー「どんなに美しい音色を聴くよりも、あなたの言葉を見つめていたい。」の「言葉」が活きる仕事をしてるのね。御意。部屋の暗さは想の心を反映させているのかしん。暗い中でPC見ると目悪くなるよとBBA心配。私は今は真夜中だけども、スペインのまっ昼間にも負けないくらい煌々とした明かりの元で書いています。)

 

・フットサル場で同級生Aに想のことを話す湊斗
湊斗「ちょっと納得だよね。そん位(失聴)のことないと紬のこと振らないよね」
同級生A「それが理由で振ったんだとしても、再会したとしても、わざわざそういう・・障がいあるヤツの方にいかないだろ。昔好きだったからって」
(同級生Aは第一話同様に首絞めたくなる発言ばっかするけど、これがマジョリティの考えよね。“皆が本当は思ってるけど言えないこと”を言ってくる役割なのかな。おっと〜、ちゃんと役名ありました。同級生A改め野本拓実(井上祐貴)すまぬ。BBAは平和な世界で唯一毒をブッ込んでくる野本君を認識した。)

 


3.手話教室に通う紬

・講師の春雄(風間俊介)と講座終了後の教室にいる紬
紬「もともと耳が聞こえてて、普通に話してた人でそういう人が聞こえなくなったときって、声も出せなくなるんですか?」
春尾「うーん、失聴だけが原因で発声できなくなることはないと思います。でも聞こえなくなって話したくないと思う人はいるかもしれません。始めからないのと、あったものがなくなるのは違う感覚だと思うので。すごく好きな人います?いたことあります?」
紬「あ、はい人並みに。」
春尾「すごく好きだけど両思いになれなかったり、なれても別れてしまったり、そういうとき思いません?はじめから出会わなければよかったって。この人に出会わなければこんなに悲しい思いしなくて済んだのにって思いません?」
紬「好きになれてよかったって思います。思いたいです。」

 

・自宅の暗い台所で料理の支度をする想
(暗い部屋が好きなのかしら。それとも節約?電気代上がってるものね・・世知辛い世の中だわ)
「顔見て話したい」と紬からLINEがきて、「わかった」と返答する想

 

・自宅で弟の光(板垣李光人)と話す紬
失聴した想のために手話を勉強していることを知り、気が気ではない光。
「想とは連絡取り合ってるけど、湊斗に話してるからコソコソしてるわけじゃない」と言う紬。
(後々このかわいい顔した弟が豹変し、2人の障害になりませんように。堅実な湊斗と結婚して人生イージーモードを願う弟の気持ちはわかるけども。。)


4.カフェで手話をする紬と想

カフェで想を待つ紬

silent 第2話より(フジテレビ)

想がやって来て、スマホの意思伝達アプリを出すが戻す紬。
紬(手話と共に)「私の名前はあおばつむぎです
泣きそうな想。
紬「あれ伝わってないかな。」
想(笑顔で。しかもゆっくり)「私の名前はさくらそうです
紬「うん。よかった、通じてた」
想「覚えたの?
紬「覚えたの。ねえ、見てて。私の年齢は26歳です
想「知ってる
紬「私の誕生日は4月28日です
想「知ってる
紬「私の家族は3人で、母と私と弟です
想「知ってる
紬「だよね。知ってるよね。あのさ(耳)何で?」
“病気。高校卒業して聞こえにくくなって、3年くらい前にほとんど聞こえなくなった”とアプリに入力する想。
返答しようとして手話を試みるもわかんないや、とアプリを出す紬。
紬「最後にあった公園、あのときそういうことだったのかなって。
だったら謝んなきゃって。そのとき、私知らなかったけど、でも嫌な思いさせちゃったと思って。電話したいとか、声が好きとかそんな話ばっかりして」
“嬉しかったよ”と入力する想。
紬「でも好きな人できたってLINE…」
首を横に振る想。
紬「送ったでしょ、好きな人できたって、別れようって」
想“好きな人がいる、って送った”
紬「いる?」
紬を指さす想。
想“悲しませたくなかった”

(これは・・天才。脚本。こんなん思いつかないよね。「好きな人ができた」ではなく「好きな人がいる」。衝撃のタネ明かし。好きな人がいるって、まだ現在進行形でしょが。ingよねこれ。この時点で現実だったら湊斗と別れてはい終了、だわね。)
すすり泣く紬。

(目まいがするほど美しい泣き方ね。こんなかわいく綺麗に泣くひと見たことない!川口春奈すごいわ!)
想 “このこと知ったらそうやって泣くと思ったから”と想も涙。
紬「いや・・いや 振られて泣いたし。今よりもっと泣いたし」 
想 “今は、青羽のこと泣かせない優しい人がいるの?”
紬「うん、いるよ。今度会ってよ」(え、残酷じゃね?想が紬のこと好きなの明白でしょ。軽い拷問やん。紬・・・・天然だわあああああ怖いわあああああ、最強女子ね。)
想「えー」という顔
紬「なんでよ会ってよ」(だーら軽い拷問なんだってば・・)

 

(2分20秒の永遠に泣ける動画はこちら)

 

 

ここでヒゲダン。
(え?もうエンディング?1時間泣きっぱなしだったわ・・泣きすぎて頭痛がしてきたわ。)

からの、別れ際に湊斗から電話が。

想に「どうぞ」と促されて想の前で電話に出る紬。
すると唐突に止まるヒゲダン。


そこには紬と想を恨めしげに見守る湊斗の姿が・・・ぎゃああああああああああああ
ホラーよおおおおおおおお!!多少想像はしていたものの、BBAの動悸は激しくなるばかり。しかしこの三角関係かち合いパターン、ほんとに王道ド真ん中のラブストーリーね!古くて新しい永遠のテーマ、それは愛。そんで天才脚本と天才キャスト。盛り上がるわけだわ。

 

めめもブログで「メンバーや先輩、後輩の方々がたくさん感想を送ってくれてそれが嬉しくて泣く笑」「少しでもみんなの楽しみだったり心がじんわりなる時間になれるように大切に演じていきます!」って書いてくれてたわね。

もはや楽しみを通り越して生き甲斐。心がじんわりどころか爆裂よ。来週第3話まで生き延びよっと。

読んでいただきありがとうございました。

 

▼第3話はこちら

torinosorane2021.hatenablog.com

 

Snow Manのメンバー紹介してます

torinosorane2021.hatenablog.com

 

torinosorane2021.hatenablog.com

 

ドラマ「silent(サイレント)」第1話 致死量くらい泣いたよ!ネタバレと感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

ついに始まりました、めめ(目黒連)のドラマ。始まったということは終わってしまうではないか・・・。早くもsilentロスが心配です。

言うまでもなくめめは最高なんだけど、川口春奈をはじめとする俳優陣と脚本と演出も素晴らしいのよ!!類い稀なる最高の三位一体ドラマ!!

さて、第1話。BBAは致死量かってくらい涙が出ました。若干“泣かせられてるな”感はあったけど、最高でした。

 

この記事はBBAスノ担の書き起こし&感想です。ネタバレだけ知りたい方は超要約の部分のみどうぞ。

他のネタバレあらすじ感想はこちら(第2話)(第3話)(第5話)(第6話)(第7話

 

目次

 

 

「silent」相関図

公式サイトより

「silent」第7話ネタバレ(超要約)

・高3の時に付き合っていた青羽紬(川口春奈)と佐倉想(目黒蓮)。
しかし紬は想から一方的に別れを告げられる。

 

・8年後、紬は想と共通の友人である戸川湊斗(鈴鹿央士)と付き合いながら、

2人の将来を考えるようになっていた。

 

・そんなある日、駅で想の姿を偶然見かける。思わず声をかける紬だったが、彼にはその声が届いていなかった。なぜなら彼は高校卒業後、難病に罹患し完全に聴力を失ったからであった。人間関係は紬を含めほぼすべて断ち切ってしまった。

 

・駅でみかけて以来、想のことが頭から離れない紬。8年前に別れてからずっと、彼の言葉と声が心に残っている。

 

・一方、紬の恋人の湊斗は天然ヒアリング能力で、想の妹から想の連絡先&聴力を失った事実を聞き出してショックを受ける。

 

・湊斗との同棲目前に、再び駅で想を見かける紬。逃げる想を追いかけて話しかける。

涙ながらに怒涛の手話で返答する想。そんな想への理解が追いつかない紬。

視聴者も大いなる哀しさと混乱で涙。誰もが涙涙の、せつなすぎる再会シーンで第一話は幕を閉じました。

 

超要約するとそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

※手話部分は斜線

 

1.元カレ想を見かける紬と、想を捜索する湊斗

・雪の日に高校の制服姿で会話をしている青羽紬と佐倉想。

silent 第1話より(フジテレビ)

紬:「静かだね。雪降ると静かだね」
想:「うるさい。青羽の声うるさい」
紬:「うるさい」
想:人差し指を口にあてて「シーーー」
(はい、きました。「シーーー」。いきなりノックアウト。冒頭の掴み8億点。正座に切り替える。そしてこの「うるさい」はもちろん本当にはうるさくないやつ。愛しさ満点の「うるさい」です。)

 

(100時間くらい見れる動画。おい誰だよ目黒蓮を生んだの!!出てこい!!最高すぎるだろ!!!!!!!!!ありがとうございますーーーーーーーーう)

 

・(現在)朝5時に雨音で目を覚ます紬。布団の横には恋人の湊斗。
紬「うるさい・・」とつぶやく。
数時間後、湊斗の出社と同時に帰宅した同居中の弟の光(板垣李光人)。
(また「うるさい」出たけどいったんスルー。それにしても顔面偏差値えぐいきょうだいだな。)

 

タワレコらしきCDショップでフリーターとして働いている紬。

正社員の勧告を受けるも「ご検討します、ふふ」とかなりライトな返答。
(え、もっと喜ばんの?募集段階にしても、頑張ってトライしてみます!とかはなし?もはや正社員神話は崩壊してるのね、と思ったが本筋に影響ないのでまあいい。)

 

世田谷代田駅で想を見かける紬。
「佐倉くん!」と後ろから呼ぶが、紬の声に気付かない想。

想を追いかけるが見失ってしまう紬。

紬は高校生の時に「佐倉くん!」と呼びかけるとイヤホンを外して振り向いてくれた姿を思い出す。

(イヤホンしてても紬の声は聞こえてたんだね。それにしても振り向きざまの佐倉くん最高。誰か「見返り美人図」みたいに描いて後世に残してほしい。)

 

・湊斗と会い、想を見かけたことを話す紬。

想を追いかけて電車に乗り遅れ、待ち合わせに遅れてしまったことを話す紬。

紬「何かびっくりして。実在してたんだ・・的な。ツチノコ的な」
湊斗「ツチノコ・・」
紬「同じ世界線にいたんだ・・みたいなね」
・・・
紬「声かけたけど気付いてもらえなかった。人違いかも」
湊斗「想だったら、紬の声気付くよ」

(オイオイ優しいな湊斗。大丈夫!?ドロドロのトレンディドラマ世代のBBAは、湊斗にどす黒い悪意が満ちてるのではないかと絶えず不安だよ。)

 

・友人真子(藤間爽子)と会い、想を見かけたことを話す紬。

silent 第1話より(フジテレビ)

真子「え?上京してすぐ女つくってそっこーでつむぎを振ったあの佐倉想くん!?」
(←状況が一言でわかる秀逸なセリフ。)

・・・

真子「同じ世界線に存在してたんだー。懐かしいー。何?何か話したの?」
(また世界線でてきた。最近の若者言葉なの?BBAは世界線を覚えた。)

紬「見かけただけ。人ちがいかも・・」
真子「佐倉くんレベルのビジュアルの人の人違い・・・へえーーー」
(それな。全目黒担が同意したであろう瞬間)

 

・湊斗による想の捜索が地味にスタートしていたが、徒労に終わる

捜索1.高校の同級生3人

誰も想の居場所も連絡先もわからず。

「いいじゃん別に。想がいたら湊斗、青羽さんと付き合ってなくない?再会とかされたらやばいでしょ」と、湊斗の心をエグり爪痕を残す同級生Aもいた。

 

捜索2.高校の元サッカー部顧問の古賀先生(山崎樹範
湊斗に想の居場所は「把握してない」と返答。しかし湊斗が帰ってから「最近どう?」とLINEで想に話しかける古賀先生。家族以外で想の現状を知る唯一の人物か。

 

捜索3.検索エンジン
スマホで「佐倉想」を検索する湊斗。しかし有力情報は出てこず。(同じ頃、紬も検索していた。)

 

 

2.出会いと別れ

・湊斗との同棲準備を進める紬。片付けの最中に思い出の箱を開ける。
高校時代のイヤホンやお守りなど。それらの中から、想が書いた作文を取り出す。タイトルは「言葉」。

ー言葉は何のためにあるのか、なぜ生まれ、存在し続けるのか。なぜこの一つの星に、複数の言語が存在するのか。ー

 

・回想:高2の秋、全校集会で想の声と言葉に惹かれる紬。
全校生徒の前で「言葉」のスピーチを読む想の姿に釘付けになる紬。

(紬が想を認識し、惹かれるきっかけとなる重要なシーン。)

ー好きな声だった。好きな声で、好きな言葉をつむぐ人だった。ー

 

・作文を読み終わった直後、片付けを投げ出して駅へ走り出す紬

ーあの時からあの声がずっと耳の奥にいて あの名前が忘れられなくてー

いても立ってもいられず、想を見かけたあの駅へ走る!

(若いと意味もなく走るのよね〜。川口春奈は走ってもかわいいわ。BBAが走ると荒木又右衛門みたいに必死な顔になるのよ。)

 

・再び回想:高3の4月。紬と想が出会う。(ここからしばし高校時代)

同じクラスになった紬と想。座席表を確認する想をじっと見つめている紬。

湊斗がやってきて紬の視線に気付き、紬に想を紹介する。※湊斗と紬は中学からの同級生。(湊斗の空気察知能力の高さと優しさを物語るシーン。どす黒い悪意が満ちてるのではないかと疑ってごめん・・)

 

・高3の夏、教室。音楽を通じて距離を縮めていく二人。

湊斗「青羽って彼氏いるの?ってきかれた想に。つい最近」
紬「え、なんていったの?」
湊斗「ん知らないって。自分で確認すればって。」
紬「いないよ、彼氏いないよ!一人もいない!全っ然いない!」
湊斗「うん、それ想に言ってやって」
(優しい眼差し・・湊斗、、せつねいねえあんた・・)

そこへ想がクラスへ戻り着席。青羽は想の席へ。
紬「何聴いてるの?」
イヤホンを渡す想。
紬「あー。はいはい。いいよね。これすごくいい。うん。いいよね」
想「知ってる?ほんとに?」
紬「知ってる知ってる」
想「今度CD貸すね」(本当は曲を知らない紬。そんなキミも可愛い!て思っている感じが出てる)
そのやりとりを遠くから見ていた湊斗は教室から退出。
(湊斗の優しさと忍耐強さがよくわかるシーン。うっかり湊斗推しになっちゃいそうだよ。)

 

学校の階段で想からipodを借りる紬。

階段上に上がっていく想が、手すりから階下の紬を覗き込む。「新譜入ってる。貸す」とipodを落とす想。「借りる!」とキャッチする紬。
(音楽が2人をつないでいくという過程が丁寧に描かれます。脚本うまいな。)

 

・告白し合う紬と想、交際スタート。

想への想いが溢れすぎる青葉。下校時に先を歩いている想に追いつき、意を決して「好きです、付き合ってください」と告白。イヤホンを外した想は「ん?」と聞こえてなかったかのような様子。

紬は「何聴いてんの?って言ったの」と思わずはぐらかす。

スピッツの会話が続き・・・

想「青羽、好き。付き合って」

紬「ん?」

想「好・き!付き合って!もっかい言う?」

(やっぱ聞こえてたんかーーーい!最高なのよもう。はー。動悸がすごいです。BBAになると推し活も命がけなのよ。)

 

その後、電話をしたり、クリスマスのプレゼント交換をしたり、順調に愛を重ねていく二人。しかし高校を卒業後、上京して進学したら想から突然「好きな人がいる。別れたい」とLINEがきた紬。大好きだった想の声も聞けず、一方的に別れを告げられ終わってしまった。

 

 

3.湊斗の執念の捜索が実を結ぶ

・現在:駅で本を読みながら誰かを待っている想

思い出の箱にあった作文を読み終わり、走って駅に来た紬は改札の中へ消えていく。(意味もなく走ってたわけじゃなかった!)同じ駅にて想の先に現れたのは、先天性難聴を患う奈々(夏帆)。頬を染めている。超鈍感な少年ジャンプの主人公でも、想に恋してるってわかると思うわ。(悟空やルフィや炭治郎など)

 

・フットサル場で古賀先生と会う湊斗

「佐倉は見つかった?本当に会いたいなら実家にいくとか・・」と謎にけしかける古賀先生。湊斗は古賀先生に以下のことを話す
・進学した直後に想の大学に行って話しかけたことがあること
・そこで「紬はいらない。俺もう青葉いらないからあげる」と言われたこと
・「悔しいからすぐにはもらわなかったけど、結果もらいました」とも

(想は紬に対する湊斗の気持ちに気付いていたのね・・)

一方、「最近どう?」と想にLINEで送っていた古賀には、「静かです」の返事がきていた。

 

・想の実家へ行き、妹の萌(桜田ひより)から想の病気を知る湊斗

想像力が欠如した妹と湊斗の天然ヒアリング能力が奇跡のように重なり、湊斗は想が聴力を失ったことを知りショックを受ける。ちゃっかり連絡先もゲット。

帰宅した母の律子(篠原涼子)の指摘により、萌は“湊斗が聴力のことを知っていると思いこんで事実を話した上に連絡先まで教えてしまった”ことを認識。後に想にLINEで謝る。また、同級生である紬の弟の光に電話して、湊斗が紬と付き合っていることも知る。

 

・職場の休憩中に先輩と話す紬

「(付き合ってる人とは)電話派で、電話好きなんです。声で話す方が楽だし。」と紬は話す。

(本物の恋だけがマイルールをたやすく覆すことができる。今後、2度と電話で話すことが叶わない想との恋愛を示唆してのセリフなのか。)

「(今の彼氏は)優しいです。主成分“優しさ”って感じの人で」とも。

バファリンか湊斗かって感じね。その優しさが吉と出るか凶と出るか・・)

 

・カフェにいる想と奈々

湊斗からのLINEを見て動揺する想。

「昔の恋人から突然メールきたみたいな顔してるよ。誰?」と奈々。

「昔の友達」と複雑な表情で返す想。

夏帆の演技が凄まじすぎるよ。天然コケッコーの時にもなんとまぁ…とんでもない娘がでてきたもんじゃと驚いたが15年の時を経て再び驚き。明らかに先天性難聴を演じている。めめは後天性難聴っぽい手話だし、役作りの次元が高いわ)

 

・居酒屋で手話講師の春尾(風間俊介)と出会う湊斗

居酒屋で一人で飲んでると、手話で店員に話しかける人物がやってきた。赤の他人だが思わず話しかける湊斗。相手は手話講師だった。

湊斗「何か人が良さそうですもんね」

春尾「そういう刷り込みがあるんですよ。偏見っていうか。手話。耳が聴こえない。傷がい者。それに携わる仕事。奉仕の心。優しい。思いやりがある。絶対いい人なんだろうなって勝手に思い込むんですよ。ヘラヘラ生きてる聴者の皆さんは。僕も聴者なんですけどね。」
・・・

別に覚えなくてもいいけど、と言って手話教室のチラシを渡す春尾。

湊斗「できれば覚えたくないですね。・・・・・普通に話したいです。」

(ここで一瞬、え!?なに、覚えたくないってやっぱりブラックなの?と一抹の不安からの「普通に話したい」そっち!!!!偏見で見てるから覚えたくないんじゃなくて、想と話したいから覚えたくないのか!いやすごいリアルなセリフ展開だな・・・・脱帽。セリフ素敵すぎるから推し事しようってなってこの記事かいてる。)

 

・居酒屋の帰りに湊斗は紬の職場へ迎えに行く。夜道を歩く2人

silent 第1話より(フジテレビ)

想と会えたのかを紬に聞く湊斗。

紬「会えないよ、会えない会えない」

湊斗「会えたらどうする?」

紬「別にどうもしないよ!だって私ね、覚えてるでしょ、高校卒業してすぐ振られてるし、好きな人できたって。今さら私も何の未練もないし、こっちこそ好きな人いますけどって感じだし」と言って湊斗の手をとる。

紬「ただ元気でいてくれたらそれでいいっていうか。もう時効だしさ。今なら何のダメージなく聞けるもん。好きな人とどうなったの?って」

湊斗「うん、話したいよね」

(衝撃のセリフ。重ね重ね脚本うまいな。しかも湊斗のこみあげてくる想いをぐっと飲み込んでいる演技も抜群にうまい。「会えたらいいよね」じゃないんだよおおおおおおおおおおお。想の現状を知っての「話したいよね。」湊斗の優しさが・・いちいち深い。これ恋愛ドラマよね?もしや裏テーマ友情だったりするのかしん。BBAは眼精疲労が過ぎるんで事前リサーチとかしないのよ・・)

紬「ね、私さ、これも時効ってことで許して。私ね、佐倉くんの声が好きだったんだ。だから話したいっていうのはある。あっ怒んないでね。怒んないかそんなことで。」

複雑な表情の湊斗。手を離す

紬「高校生の時の話だよ」

湊斗「わかってる、わかってる。妬いてるとかじゃなくて怒ってないから。ごめん、想の話とかして」

紬「あ、私、湊斗の声も大好きだよ」

湊斗「いいって」(だろうよ。とってつけたような感じだよね。だが紬の素直な性格がよくわかる描写)

再び手をつなぎ夜道を歩いていく2人。

 

 

4.哀しき再会

湊斗と同棲する部屋の内見の日、あの駅に向かう紬・・

改札を出てイヤホンを落とす紬、それを拾うのは・・・想だあああああーーー!!!!

紬「佐倉くん・・」

逃げる想、追いかける紬。

想の後ろから「久しぶり。わかる?覚えてる?ねえ、佐倉くんだよね」などと話しかける紬。無視されるので腕を掴む。

紬「無視することないじゃん。あのあと・・卒業したあとすっごい心配したんだよ。何かあったのかと思って。あ別にもう全然怒ってるとかじゃないんだけど。ちょっと話そうよ。今から・・は私用事あるから、また今度。あそうだ連絡先おしえて。佐倉くん全部かえちゃったでしょ。そんなに私と話したくない?」

想「声で話しかけないで。一生懸命話されても何言ってるかわかんないから。聞こえないから。楽しそうに話さないで。嬉しそうに笑わないで。

呆然とする紬。

想「高校卒業してすぐ病気がわかった。それから少しずつ聞こえにくくなって、3年前ほとんど聴こえなくなった。

ちょっと待って、と言って想の手を取って手話を止めさせようとする紬、その手を振りほどく想。

想「なんで電話出なかったのか 別れたのか、これでわかっただろ?もう青羽と話したくなかったんだよ。いつか電話もできなくなる。一緒に音楽も聴けない。声も聞けない。そうわかってて一緒にいるなんてつらかったから。好きだったから。だから会いたくなかった。嫌われたかった。忘れてほしかった。

紬「ごめん、私わかんない、わかんないから、なんか筆談とかで・・ちょっと待って」

想「何言ってるかわかんないだろ?俺たちもう話せないんだよ。」去っていく想。

紬「待って!」と言って腕をつかむ。

想「うるさい。お前うるさいんだよ」再び去っていく想。

紬は、高校卒業の日に「電話するね」と言ったら「電話するね」と笑顔で返してくれた想を思い出していた。

想の後ろ姿を見ながら涙する紬。1人になって泣き崩れる想。

 

エンディング。

(哀しい。衣川の戦いくらい哀しい。愛しさ満点の「うるさい」ではなく本気の「うるさい」。冒頭と末尾の対比。紬も想も涙涙でBBAも情緒大丈夫かってくらい泣いた。全視聴者の涙腺も崩壊してたと思う。)

 

はー、最高でした。

仰るとおりめちゃめちゃがめちゃめちゃにめちゃめちゃでゲシュタルト崩壊するくるい良かったです。

来週もめちゃめちゃ楽しみすぎてめちゃめちゃになりそう。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

▼第2話はこちら

torinosorane2021.hatenablog.com

 

Snow Manのメンバー紹介してます

torinosorane2021.hatenablog.com

 

torinosorane2021.hatenablog.com

 

源氏物語の人物に例えてSnow Manのメンバー紹介をしてみた(後編)

by MENT RECORDING

アイドルは中途半端に仕事をしている俳優よりも、ものすごく努力してその位置をキープしている。何百万という人の欲望を満たすのはただ者じゃない。(蜷川幸雄

巨匠のこの言葉。今になって首がもげるほどうなずけます。

 

文学&漫画ヲタの私が、ある日とつぜん人生初の生身の人間・・スノ沼に落ちました。そこで、(ちょっと意味がわからないかもしれませんが)もしもSnow Manメンバーが源氏物語を実写化したら?を勝手にキャスティングしました。

Snow Manが好きすぎる”という情熱だけで、妄想を繰り広げる自己満足記事です。

<前編はこちら>

torinosorane2021.hatenablog.com

目次

6.阿部亮平:葵の上(源氏の正妻)

by MENT RECORDING

葵の上は私の中であべちゃん一択です。

 

葵の上は源氏の正妻で、ざっくり言うと首相の娘みたいな高貴な姫君。美人で頭も家柄も良く非の打ちどころがないけど、源氏とは折り合いが悪い。プライドが邪魔をしてなかなか素直になれず、かわいげがない。源氏の子を身籠もるが、ライバルである六条の御息所の生き霊にとりつかれて死ぬ。

 

実際のあべちゃんはバファリンなの!?」というくらい優しさの塊だし、爽やか好青年の代名詞。あべちゃんほどパリっとした白シャツが似合う人を未だかつて見たことがありません。彼はほんとどこにいても何をしてても上品だし、キラッキラしてる!!
だからこそ、クイズ番組や報道番組で見せるキリッとした真剣な眼差しがエモすぎて死ぬ。そのクールな表情で鋭い目線のまま、葵の上を演じてほしい。ナイスフライトの夏目くんみたいな親和性の高いキャラも良いけど、プライドの高い姫君もめちゃくちゃマッチするはず滝沢歌舞伎女形もクールビューティーだったし・・。

 

あべちゃんは、グループの活動を休んで受験に専念した時期があるとのこと。たとえ理解してくれる仲間や応援してくれる家族がいても、大学受験はたった1人ですべてを背負わなければいけない。本気で挑むからこそのプレッシャーと想像を絶する孤独の中で、
「高学歴ジャニーズ」という今の地位を築きあげたと思うと泣ける・・。
その孤高さが葵の上とリンクするのです。

 

 

7.岩本照:六条御息所(源氏の愛人)

by MENT RECORDING

ひーくんが六条御息所を演じたら見事にハマると思う。

 

“嫉妬に荒れ狂う女性の代名詞”として、現代にも名を馳せている六条御息所
源氏の愛人であり未亡人。高貴な方で美人で頭も良いが、プライドが高く一途で真面目。特技は生き霊になること。嫉妬に荒れ狂い、すさまじい執念でライバル葵の上を呪い殺します。千年も昔から、嫉妬の矛先は“浮気した男”ではなく“相手の女”に向けられるのだなとしみじみ感じる出来事です。

 

生き霊を放つという特殊能力はともかく、情熱的で真面目な点がひーくんにぴったり。彼はあらゆる媒体を見ても、真摯で紳士。甘いもの好きやくしゃっとした笑顔など、ギャップが絶妙で、そりゃファンも虜になるだろうよという感じです。

 

あと容姿が冨永愛にそっくりな点もポイント。私はかねがね六条御息所冨永愛がぴったりだと思っていたので、Snow Manの中ならひーくんしかいないかなと。失礼ながら演技は期待してなかったのですが(ジャニーズへの偏見もあり・・)、なかなかお上手!きっと六条御息所も美しくおどろおどろしく演じてくれるでしょう。

 

 

8.渡辺翔太:朧月夜(源氏の愛人)

by MENT RECORDING

さっくんとも迷いましたがしょっぴーで。うーん。この写真もビジュが抜群ですね。

 

朧月夜は、美人で高貴な姫君。天皇とその異母弟(源氏)の二股という、最強のハイスペ不貞を行った女性です。源氏が父親の政敵と知りながらも、好奇心の赴くままに源氏との逢瀬を繰り返し、2人の仲はバレて源氏は都落ちします。よほど相性がよかったのか、15年後も2人は再び身体を重ねます。このように朧月夜は「自分に正直に生きる奔放な女性」の代名詞として語られます。

 

奔放な女性はいつでもマイペース。しょっぴーのマイペースさと見る人を幸せにする笑顔とバブさは、異性を翻弄する朧月夜そのものに私は思えます。

どこのどなたか存じませぬが、しょっぴーの爆笑動画をあげてくださる方に感謝。
当方、いつも心が挫けたときに幸福ホルモンの補給として活用しています。
昔はアイドルにハマったら自分で録画するとか妄想するとかしかなかったです。良い時代になりました。

 

さてしょっぴーの笑顔は、笑顔界の頂点他の追随を許さない選ばれし者の勲章とも言えるスマイルです。その無邪気でいたずらな笑顔で、めめ(源氏)を翻弄してほしい。W不倫という危険な情事を繰り返す2人・・日頃仲良しな彼らだけにヲタクの妄想は止まりません。

 

 

9.深澤辰哉:源典侍(源氏の遊び相手)

by MENT RECORDING

残るはふっかしかいません。

 

源氏物語Snow Manでキャスティングするという妄想を始めてしまったからには、「源典侍」か「末摘花」という色物キャラを誰かにキャスティングせねばなりません。
典侍は色気ババア、末摘花は絶世のブス。美人ばかりの源氏の愛人の中で異彩を放つ彼女らは、物語のスパイスでもある重要人物。ふっかは消去法で源典侍ですかね。末摘花はあまりに鼻が異様だから難しいでしょう。

 

典侍60歳手前のエロババア。普通に実写化するなら大久保佳代子あたりがハマりそう。源氏が相手にするほどだから単なるババアではなく、家柄も頭も良くてお上品。
だけど尻軽です。今風に言うとクソビッチかな。源氏は好奇心からついつい手を出してしまうのですね。源氏の友人である頭中将も。ホントに2人とも雑食です。

源氏がどんな女と寝てるのか気になり尾行した頭中将が、源典侍と知って共に笑い出して2人で帰っていくという場面が原作にあります。笑い合うめめとこーじ。1人取り残されるふっか。いとも簡単に想像できてしまうわ〜。この場面、見たいわ〜〜〜〜。

 

ふっかはお笑い担当だし、滝沢歌舞伎でお丸を生き生きと演じているので典侍は意外とハマるのでは。
「いいよ。源典侍は俺がやるよ」ってなりそう。底なしに優しいから・・。ううっ。
想像しただけで涙が。いつもグループを俯瞰しメンバーを尊重しているふっかに、勝手ながら惜しみない拍手を送りたい。

 

 

全員分書き切って満足。

妄想にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

 

 

源氏物語についての参考資料など

【現代小説は林真理子角田光代がおすすめ】
私は田辺聖子の「新源氏物語」に最初に出会いました。

 

軽妙洒脱な文章に惹きこまれ私の中では圧倒的No.1ですが、

現代の若者や勤労世代が通読するなら、林真理子角田光代が手に取りやすいでしょう。女性の生き様を描かせたら天下一品のお二人、両者とも不世出の天才です。

 

 

【漫画のおすすめは「あさきゆめみし」と「まろ、ん?」】
漫画で圧倒的に認知度が高いのはあさきゆめみしですね。

母校では主に理系の子がよく休み時間に読んでました。

古文は苦手だけど受験科目だから避けられない・・という彼女たちは、(当時は今ほど古文の漫画が乱立してなかったのもあり)源氏物語のあらすじをざっと理解するのに役立てたのでしょう。

私は顔の見分けがつかずにぱらぱらと一読したのみですが、あらすじを理解するには良いでしょう。

 

漫画では「まろ、ん?大掴源氏物語」もおすすめです。

構想6年制作3年とのこと。

ゆるゆるな絵柄ですが着物の細部まで手抜きゼロ、よく1冊にまとめたなと脱帽です。

ひとまず短時間でざっと知っておきたい方には大変良いと思います。

 

 

【原文付きは角川書店編】
原文も載っているものとしては角川書店編がわかりやすいですね。

私も今回の記事を書くにあたり参照しました。

 

【関連本は酒井順子が秀逸】
関連本は酒井順子を強くおすすめします。

エッセイが人気の作家ですが、文学評論が秀逸です。

こちらは紫式部に親しみを持てる、非常に読みやすい一冊です。

 

終わりです。

ありがとうございました。