Snow Manをめぐる冒険

社畜の長いトンネルを抜けるとスノ沼であった。人生の新章が始まった私の推し事ログ

ドラマ「silent(サイレント)」第5話 まだまだ湊斗はつらいよ!ネタバレと感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

紬と湊斗が別れるお話が、丁〜寧に描かれた第5話でしたねえええ。ファストドラマならぬスロードラマね!!

 

「silent(サイレント)」 - 公式ページ

この記事は、BBAスノ担が感想をはさみつつ書いた長文です。ネタバレだけ知りたい方はネタバレの要約部分のみどうぞ。

過去のネタバレあらすじ感想はこちら(第1話)(第2話)(第3話

 

目次

 

▪️「silent(サイレント)」相関図

公式サイトより

▪️「silent(サイレント)」第5話ネタバレ(超要約)

湊斗から別れを告げられた紬。湊斗は「ずっと想と再会したら・・と不安だった」ことを吐露し、お互いに想い合いながらも別れを選ぶ二人。
紬は家族のように大切だった湊斗との別れを哀しむが、はっきり言って湊斗の比ではないであろう。そうはいっても付き合っていた3年間は長く、ショックを受ける紬。
一方、二人の別れに悩んだ想だが、気持ちを切り替えて紬に「青羽が俺のこと見てくれるなら(これからのことを)ちゃんと言葉にしたい」と伝える。そんな想を、紬も受け入れるのだった。

超要約するとそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

 

 

1.紬と湊斗の別れ

・フットサルの帰りに残ってビブスを干す紬と湊斗。

想より前から紬のことが好きだった、と話す湊斗。
「別れたくない」と切り出す紬に対して、
「この3年ずっと考えてた。正直、ずっと不安だった。このまま紬と一緒にいたら優しくできなくなる。別れよう」と湊斗。

首を横にふる紬。
湊斗「嫌われたくない、紬にも想にも。」
泣きながらビブスでたたく紬。

(ビ・ブ・ス・で・た・た・く!痛くも痒くもねえ!!なんと愛くるしい抵抗か。BBAなら髪振り乱して理性吹き飛ぶほど抵抗するわ。川口春奈は格が違うよ・・)

 

・湊斗のマンション。

「(紬と)別れたよ。心配しないで」と想にLINEを送る湊斗。

(天然の湊斗。んなこと言われても心配しかしないでしょうに・・)

 

・古賀先生に相談する想。

※会話はUDトーク

先生「2人が別れたの佐倉のせいだとして、それが何?自分だって同じ女の子ふってるじゃん。それなのに納得いかないってのは何かちょっとダサいわ。佐倉ダサいわあ」
想「まじめに話してるんですけど」
先生「俺もけっこうまじめに言ってるけどね。戸川と青羽にも2人なりの考えとか関係性があって、この8年2人を全く見てなかった佐倉にわかるわけないと思うよ」
ぐうの音も出ない想。
(古賀先生の緩急のつけ方が良い感じよね。BBA的理想の教師よ。こういうことを相談できる人が想にいてよかった・・。)

 

・湊斗のマンションへ荷物をまとめに来た紬

荷物をスーツケースに入れ終わった紬に、重いから家まで送り届けると言う湊斗。
紬「女の子にはちょっと優しくない方がモテるよ」(同意しすぎて首がもげるわ!)
湊斗「だから俺 微妙にモテないのかな。次の人のとき気をつける」
(「次の人」ね・・。お互いを大切に思いながらも、今まさに別れようとする若い2人の会話の尊さよ。20代は別れの中に微かな希望があるから清々しいわね。BBA世代だと演歌になって悲壮感がえげつない。)
紬「やっぱ運んでもらおうかな。重いや。はい。」とスーツケースを渡す。
湊斗「ちょっと練習しようかな。もっかい言って。」
紬「これ、アパートまで運んで?」
湊斗「はあ?やだ。めんどくさい。お前いつまでいんの?早く帰れよ。」
紬「ふふふ・・待って待って、面白い」
(ふふふ・・・待って待って、ドSキャラの央士が最高すぎてラッキョが喉につまって死にそうになったやんけ!!めめがいないから油断してカレー食べてたのよ!!不意打ちだわあ!)
湊斗「面白いてなに?」
紬「似合わない。それはそれでモテないよ」拳を振り上げる紬と、その拳をそっと包み込む湊斗。(この手を離したら本当の本当に終わってしまう・・・的なね・・)
湊斗「1人で全部持てる?」
(地球上の優しさの源泉は戸川湊斗ってことでオーケー? 砂糖にまぶされて蜂蜜に浸かっていたかのように思い切り湊斗に甘やかされていた紬嬢。壺の外は厳しいわよ〜〜。)
「うん。持てる。」手を離す二人。(演出最高。)

 

 

2.湊斗という存在の大きさを実感する紬

・手話教室で春尾に湊斗と別れたことを話す紬。

公式サイトより

風間俊介の俳優としての安定感よ・・・。個人的には彼のドロドロ不倫モノかサイコパス殺人鬼を見たいわ。)

春尾との会話により、無意識に湊斗という名前を出していたことを知る。
「ほんとに好きなんですね。湊斗君、まるで青羽さんは自分のことそんなに好きじゃないみたいな、そんな言い方するから。無意識に名前出ちゃうくらいほんとに好きなんですね。」と言われて泣きそうになる紬。
(紬は本気で湊斗のことが好きだった。決して想の代わりや、誰でもいいからそばにいる人を選んだわけではないことが多角的に描かれているわねー。第3話では光が湊斗に「佐倉くんの代わりじゃない」と伝え、今週も真子や春尾を通して語らせ・・。これでもかというほど、紬と湊斗がお互いを大切に想い合ってたことを知らされるわね。この丁寧さ。これからも安易に想に乗り換えるわきゃあないことが推察できるわ。)

 

・紬の友人の真子とファミレスで話す湊斗
想といるときの紬はキャッキャッしてキラキラしてた。湊斗といるときはポワポワして落ち着いて幸せそうだった、と話す真子。
「佐倉くんの時は、ねえ聞いて、佐倉くんがね!って感じだったけど、湊斗の話を聞いてとかは全然なかった。ただね、独り言みたいにぽろっと言うの。」

「紬とご飯たべにいってそれが美味しかったとき『あ〜、これ湊斗に食べさせたいなー』とか服買いにいくと『湊斗はこういうのが好きなんだよなー』とかそう言う感じ。」

「紬が戸川くんのこと好きなの、そういう感じだった。嬉しいこと教えたくなる感じ。無意識に戸川くんが自分の基準になってる感じ。」
(はあああああ。古今東西、女は刺激と安定の間で揺れるものなのよーー!!キラキラとポワポワで。NANAのタクミとノブ。溺れるナイフのこうちゃんと大友。巨匠安野モヨコが生み出したシゲカヨだって刺激を求めすぎてハッピーのマニアになっちゃったし。そんで女っちゅう生き物は、振り回されるってわかっててもキラキラさせてくれる刺激タイプに惹かれてしまうのよおおおお。ただしポワポワの安定タイプを選ぶ女が多いこともまた事実。)
うつむく湊斗。
「女の子をキラキラさせる男ってすげえなって思ってたんだけど、ポワポワさせるのもね。なかなかの才能だと思うけどね。」と続ける真子。
(第三者の真子の口から語らせることで、紬の湊斗への想いを確証するわね。湊斗にとっては自分はちゃんと愛されていた、と自己肯定する意味で重要なシーン。このあと、紬と想の関係性を応援する立場としてスムーズに移行できるわ。見事な脚本ねっ!!)

 

・「会って話がしたい」と紬にLINEをする想
 (何かを決意するような表情。はい、イケメン!もはやアントシアニン効果すら感じるレベルで目の保養!)

 

タワレコ前(バイト先)で紬を待つ想
LINEの返事ないからバイト先に来たと言う想。
「ごめん、忘れてた。(湊斗とは)喧嘩したとかじゃないし、平和に、円満に別れたから大丈夫だから。」と紬。
(湊斗と別れて絶望感いっぱいなのに、バイト先にまで来る想にイラついてる模様。若干のイラつき演技が絶妙すぎる川口春奈。)
想「どこかでゆっくり話せる?」
紬「これから仕事だから何かあるならLINEしておいて」
想「仕事のあと時間ある?」
紬「はあ・・だから、LINEしてくれればいいから。休憩のとき、返すから。」
想「顔見て話したい。顔見て話したいから会いにきた」(この若干の強引さが・・やはり彼はキラキラ刺激タイプね。ポワポワ安定くんはここまで至らず退散するわ!)
紬「今、佐倉くんの顔見て話すの辛い」
その日の夜、想から紬へLINEが。
「明日、あのカフェで待ってる。話せるようだったらきて」
(失聴とかもはや関係ないのよね。キラキラ系は生まれながらにしてキラキラ系なのよね。)

 

 

3.湊斗との最後の電話

・自宅でハンバーグをこねる紬に湊斗から電話がかかってくる

公式サイトより

(顔面偏差値75の姉弟ねっっ!!!!)


紬の手が使えない故、光が出てスピーカーにする。
(ここからヘアピンの乱の始まりよっっ!)

家にふわふわが付いたヘアピンの忘れ物がある、と湊斗。
捨てて大丈夫という紬に対して、それだけだから切るという湊斗。
まだ切りたくない紬は「あっ。あ〜〜〜〜よく寝て、よく食べてる。」などと雑談開始。再び切ろうとする湊斗に対して、紬が「湊斗は家族みたいだった」と切り出す。
・・・
紬「一生懸命女の子っぽくしようってみたいな。釣り合うようにがんばろうみたいな。そういうのなくて。それがね、居心地よかった。」
湊斗「うん。」
紬「居心地よかった。ぼけーっとしてたもん、湊斗の横にいるときずっと。私なんかポワポワしてたと思う。わかる?ポワポワ。好きだったよ。戸川君のこと好きだったよ。この3年間ずっと一番好きだった人だよ。」
(涙がこぼれる紬。「戸川君」でBBAも不意打ち、感泣よ。しかし川口春奈がなんとまあ綺麗に泣くことか。想の時の感情が溢れる感じとはまた違う涙。泣く演技の使い分け?すげえな女優ってのは!)
・・・
湊斗「本当はこのふわふわ100均のって知ってて、どうせ捨てていいよっていうのわかってて。」
紬「うん。わかってんだろうなってわかってたよ。」(また涙がこぼれる紬。綺麗に泣くなあ・・芸術だよ)
湊斗「ちょっと話したかっただけ。ごめん。」(そんで湊斗の泣き顔アップ!たまらん!!)
紬「うん。いいよ。許す。」
・・・
湊斗「ふ。じゃあ最後にいい情報。想ね実はね、なんとポニーテールが好きです。」
紬「はは、しょうもな!」
・・・
電話を切るね、とお互い言い終わったあとも、紬が「ハンバーグこねてる手だから電話切って」的なことを光に言い、姉弟の会話を愛おしそうに聞いてる湊斗。「湊斗自分から切らないから相手が切るまできらないの。」という紬の声を聞きながらパンダのぬいぐるみとともに横になる湊斗。
(ここまで書くのかーーー、さすがスロードラマ。人物描写と細部への想像力がすごいね。お互いに恋心が残ったままの最後の電話。せつないわあああ。。。)


・(回想)ある日の朝、湊斗が目を覚ますと隣りに紬が寝ている
寝起きでいきなり目が合ってびっくりしている二人。
お互い苗字で呼び合っていたのに、この日を境に頑張ってお互い名前で呼び合おうとしている。
(初めて体の関係を持った翌日の朝というわけね。川口春奈が完全に湊斗を恋している目で見ていてやばいわね。これはかわいいいいい!女でも萌える!)
湊斗「前髪こんなんなってる」
紬「え・・」といってあのふわふわのピンで前髪を止める紬。
湊斗「かわいいねそれ。」
紬「100均。」微笑み合う二人。
からの現在。ハンバーグを焼く紬は、そのような絶対に湊斗も忘れていないだろうヘアピンエピソードを思い出していた。

 

ヒゲダン。

 

・翌朝、青空。
おなか減った。とつぶやく湊斗の部屋のゴミ箱には例のヘアピンが捨ててあった。
(爽やかな朝は二人の心の象徴か。浄化だわね。あそこまで丁寧に対話をしたらやりきった感あるよね。)

 

一方、同じ朝にヘアゴムを手に取り、想が好きなポニーテールにする紬。
「ふっ、いやいや」とつぶやきポニテをやめる。
(結果的にしなかったとはいえ、女は強い。強いよ・・・・!!スカーレットオハラに見えたわ!)

 


4.想とのはじまりの会話

・カフェで待つ想のもとに現れた紬
「来ないと思った。」と言う想に「大丈夫、(顔)見れるようになった。」と紬。
(切り替え早い!女は強い!)

ノートを差し出す想。止まるヒゲダン。無音。
以下、ノートに書かれた言葉(これが噂の直筆ノートね。字も素敵なのかめめ!!)
「2人が別れたの俺のせいだと思って」
「再会しなければよかったと思った」
「ごめん」
私たち別に・・と言う紬。
「でも、青羽が手話で話してくれることも」
「湊斗たちとまたサッカーできたことも」
「うれしかった」 
微笑む紬
「青羽と湊斗には悪いけど」
「やっぱり再会できてよかったと思う」
頷く紬。ここからBGM再開。
「8年分の思ってたこと今伝えたいこと」
「これからは全部言葉にしようと思ってる」
想はちょっとためて・・決意したようにページをめくる。
「青羽が俺のこと見てくれるなら ちゃんと言葉にしたい」
(想や、アクセル踏んだね!!やっぱりこっちに惹かれるのよ女はああ。失聴とかもはや関係なし。)
うんわかった、私もそうする、と紬。笑顔になる想。
紬「とりあえず、今思ってること言っていい?すっごいおなか減ってる。がっつり食べたい。どっか食べいこ?」
想「何がいい?」
紬「うーん、何でもいい」
想「わかった。すぐ店決めるからちょっと待って」 
紬「やっぱり何でもよくない。ハンバーグ以外にして」頷く想。
(はいここ。この時点で紬の潜在意識は湊斗から想へと「乗り換え完了した」したわね。ハンバーグは湊斗との思い出の一品。単に昨夜食べたから今は食べたくないとかそういうことではないのよ。ハンバーグ≒湊斗以外の同等価値のものをあなたと食べたいってことと理解したわ。光や真子とだったらハンバーグでもよかったのよ、きっと。)

 

次回はアマゾネス奈々が大活躍の予感ね!!!あー。またリアタイできない・・
読んでいただきありがとうございました。

 

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