Snow Manをめぐる冒険

社畜の長いトンネルを抜けるとスノ沼であった。人生の新章が始まった私の推し事ログ

ドラマ「silent(サイレント)」第3話 湊斗はつらいよ!ネタバレと感想をBBAスノ担が書き起こし!

フジテレビ公式サイトより

第3話はほぼ一貫して湊斗目線でしたが、これまた秀逸でしたね。

未だ第4話も見ておらずようやっと第3話。

先週から今週にかけて、BBAの身に色々なことが起きました。

泣きたくなるほどみじめなゲームで、人生ではじめてのとびきりのBad trip。

それでも何かと時代が守ってくれる気配は1ナノメートルもなく、時だけが無情な速さで流れました。こちらBBAですので、自分の時計に合わせて更新していきます。
さて、鈴鹿くんの演技に脱帽し、めめの麗しさが例えようもなかった第3話。
湊斗の哀しみの深さに夜通し泣けるわ、めめも板垣君もついでにCMの横浜流星君も目の保養だわでまさにOvernight Sensationでした。

 

この記事は、BBAスノ担の書き起こし&感想です。ネタバレだけ知りたい方は超要約の部分のみどうぞ。

他のネタバレあらすじ感想はこちら(第1話)(第2話)(第5話)(第6話)(第7話

 

目次

 

 

「silent(サイレント)」相関図

公式サイトより

「silent(サイレント)」第3話ストーリー

青羽紬(川口春奈)と佐倉想(目黒蓮)、どちらも大切な存在だからこそ本当の気持ちを伝えることができなかった高校時代から8年の時が経つ。戸川湊斗(鈴鹿央士)は、今は自分が紬の一番近くにいるという自負と、心のどこかに残る不安を抱えながら過ごしていた。そんな中、紬と想が一緒にいるところに遭遇してしまった湊斗は気持ちの整理がつかない。

 

想は桃野奈々(夏帆)と一緒にいる時に、一方で紬は春尾正輝(風間俊介)から手話レッスンを受ける中で、聞こえる人と聞こえない人との間にある距離感を、実感をもって感じていく。そんなある日、想はあることのために紬の家へ向かうが、そこに紬の姿はなく…(公式サイトより)

 

「silent」第3話ネタバレ(超要約)

(上記の公式ストーリーの続き)

そこに紬の姿はなく、湊斗だけがいた。

紬の部屋で想と二人きりになり、「何で俺に言ってくれなかったの?」と溜めていた想いを想に吐き出す湊斗。
泣きながら家を飛び出す湊斗を帰宅した紬が追う。湊斗は想の失聴に深く傷ついていたのだ。“恋人の元カレ”として嫉妬対象の想ではなく、名前を呼んだら振り返ってくれた、友人としての想に会いたかっただけなのだ。泣き崩れる湊斗と、湊斗の言葉を聞いて涙する紬の顔で幕を閉じた第3話。

超要約するとネタバレはそんな感じ。さて、詳しく見ていきます。

 

1.想に脅威&遠慮を抱いていた湊斗

・湊斗の回想:高校時代に紬が想に恋する瞬間を目撃する湊斗。

生徒代表でスピーチしている想(目黒連)に釘付けになる紬(川口春奈)・・・を見守る湊斗(鈴鹿央士)。
(「誰かが恋に落ちる瞬間」って、恋に落ちた「誰か」のことを自分が好きじゃないとわからないもの。一瞬の変化を見逃さない湊斗は、それだけ紬のことを(恐らく中学時代から)好きだったのね〜。一途な男で泣けるよ。演歌なのか。)

 

・紬に駆け寄る想を遠くから見つめる湊斗。
ーすごく仲の良い友達とすごく好きな人だったから嬉しかった。すごくせつなくて、ちょっとだけ嬉しかったー
(付き合ってる二人を影から見守るという、三角関係の鉄板シーン。湊斗ホントに嬉しかった?そんな人いる?絶対嫉妬してるしょ。恋とは狂気よ!)

 

・大学の同窓会で再会する湊斗と紬。
二次会に行かずファミレスで仕事をする紬を追った湊斗。
紬が軽いセクハラを受けつつも無理して仕事をしている状況を知り、
「無理してやったことって無理なことなんだよ。」
「俺ね、人殴ったことないし殴りたいと思ったことないけど、青羽に挨拶(ボディタッチ≒セクハラ)するやつらは、会ったら殴っちゃうと思う」
などと、張り詰めた心を一瞬にして溶かすような言葉を投げかける湊斗。泣く紬。
(そりゃそうやで。BBAの脳内にはボブマーリーがno woman no cryって歌ってる)
翌日に退職届を提出した紬。(決断早いな!!)

 

・恋人同士になり3年間順調に愛を育む紬と湊斗。

公式サイトより

(湊斗・・顔小さすぎん?そりゃすずちゃんも見つけるわけやで)


新しい仕事は何をしたい?と湊斗が聞くと、「音楽」と答える紬。

ー誰かを思い出したみたいな顔でそう言ったー

 

タワレコらしき音楽ショップで働き始めた紬
ーその誰かが店にきたらどうしよう、そんなことばかり考えていたー
(湊斗はずっと想の存在が脅威だったのね。紬が想を忘れられなかったように、湊斗の心の片隅にも歪な形ではあるかもだけどずっと想がいたのねえ・・)

 

・現在:第2話の終わり、三人で鉢合わせする場面

silent 第3話より(フジテレビ)

 

湊斗をチラ見して、背中を向けて行ってしまう想。その背中に向かって「想!想!想!」と力強く声をかける湊斗。ハンバーグ食べに行こうという紬の手を振りほどき、気まずいまま分かれる紬と湊斗。
(紬が想と会っていた事実よりも、想が振り向かなかった事実の方がショックだったのか・・)

 


2.聴者とろう者との壁の匂わせ

・奈々が想に、闘牛のように逞しくしたたかにアタックする。
想を歩道橋の上から発見した奈々(夏帆)は、わざとリュックのチャックを開けて想に突撃。リュックを一瞥し、想にチャックを閉めさせる奈々・・・・・・・・・!!
(オーーーーーマイガーーー!よ!!おおおそるべしアマゾネス!!わずか数十秒のシーンだけど奈々の強欲さがよく出てる。この娘はすべてに見返りを求めるタイプね。怖いわっ!!そして往々にして男は気が付かないものよね・・)

見るからに元気がない想に奈々は「慰めてあげるよ」と言い、二人で出かける。 ️

(リュック奈々の未公開シーンはこちら)

 

・魚の目をした湊斗が想に架電する
奈々とカフェにいる時に湊斗から電話がかかってくる想。
「(耳のことを知ってるのに電話するなんて)嫌がらせだ、ブロックしなよ」と奈々。
(いいわね、奈々!さすがアマゾネスよ!怖いけど人間味あふれてて嫌いじゃないわ)

 

注文した料理がくると、2秒ほど小刻みに揺れて嬉しさを表現する奈々。
(この細かい人物描写よ!!!手話じゃないから単なるぶりっこよね。脚本すごいな。それとも夏帆のアドリブ?彼女ならできそうねっ!それにしてもBBAがこの場面で揺れたりしたらトイレを勧められて終了よ!!若さ故の特権が懐かしいわ。)

フォークをもらうため、アプリに文字を出力して店員に見せる想。家族の前でしか発声はしないとのこと。
(いずれ紬の前で発声しそうだけど、「発声」は何かしらの課題となる予感がするわね。)

 

・手話講師の春尾(風間俊介)と話す紬
「ろう者の8割くらいがろう者と結婚する。ろう者同士の方が幸せってことですかね」
という春尾の言葉に複雑な表情をする紬。
(紬と想が恋人関係になるには厚い壁があるという匂わせか…。社会への啓蒙が含んでるなら深いわ〜)

 

・バイト前に湊斗に会いにきた紬の弟の光(板垣李光人)
(姉にとって)湊斗は想の代わりじゃないと言い、湊斗を安心させる光。そしてすぐさま紬へ電話する湊斗。想とかちあって以来の気まずさが解消され紬と仲直り。
(光よ、、なんとしても姉にハードモードな人生を歩んでほしくないだね。それにしてもこのドラマ、板垣李光人の無駄遣いだと思うの私だけ!?顔面国宝の出番少なくない?)

 


3.「佐倉くんは好きじゃない」と想を叩きのめす紬

・バイト先で想に遭う紬
小雨の中、外にゴミを出しにきた紬に傘を差し出す想(最高)。からの、肩からずり落ちてしまった紬のエプロンを直す想(最高)
「(仕事終わるの)待ってるね」と紬に伝えて微笑む想(最&高!ティファニー&コー!!DJ KOO!!!ハングリーな精神で動こうーー!!!!)
(いや失礼しました。イケメンの紳士シーンは狂喜乱舞なのよ。紬のエプロンを想が直すくだりはあざとい奈々との対比かしん。紬はまっすぐ小細工せずって感じの王道主人公だわね。空気は読まぬが。)

 

・カフェで会う紬と想
「湊斗に悪いからもう二人で会うのはやめよう」と言う想に対して、
「そんなことで湊斗と別れたりしない。それより湊斗と想にまた仲良くなってほしい。佐倉くんとは時々ご飯とか言ったり、何でもない話をしたい」と言う紬。
(無理あるやろ、無理あるやろ紬。ええ!?)

 

さらに追い打ちをかける紬。
「今はもう佐倉くんのこと高校の同級生としか思ってない。今好きなのは湊斗。佐倉くんは違う。好きじゃない。」
スマホに表示された文字を目眩がするほどせつない表情で読み取る想。
(残酷だよおお残酷だよおおお、紬あんた残酷だよーー。4歳の愛王丸を殺させた信長に値する残酷さだよおおおーーー)

「湊斗って呼んでるんだね。わかった、気にし過ぎた、また連絡するね」
と帰る想。一人残り泣く紬。
(いやあーた想の気持ちをかき乱してるだけやん、やめたげて・・)

 

・居酒屋で春尾と遭遇する湊斗
想に話しかけたが振り返らなかったと話す。
「聞こえないなら振り返らないですよ、当たり前じゃないですか」と、COWCOWに体操化されそうなほど当たり前のことを言われる湊斗。

 

・想の家にやってくる妹(桜田ひより
「紬と湊斗、どっちとも仲良くやれば?病気隠してたこと謝ったら?」とズバッと言う妹。(若さ故の柔軟な発想に拍手!)

 


4.「何で言ってくれなかったの?」と想にキレる湊斗の悲しみが深い

・紬の部屋で話す湊斗と紬
内見の話が進まず、逃げるように買い物に行く紬。
(別れフラグすぎる。内見に気が進まない女が、その後、恋人とうまくいった例を私は知らない。)

 

・紬のマンションに来た想を、ベランダから奇跡的に発見する湊斗。
なお湊斗がベランダに来た理由は、てんとう虫を逃がすため。
(さすが世田谷、ここで太陽神の使いを持って来るとは洒落てるわ〜。BBAの田舎ならよくてカメムシってとこね。よくいるのは羽蟻だけど・・・逃がしゃせずその場でつぶすわ。)

silent 第3話より(フジテレビ)

 

・想を紬の部屋に呼ぶ湊斗。
電話で紬に「急がないでね。転ぶから、ゆっくりでいいから」と子どもをなだめるような口調で優しく言う湊斗。

(転んだってええがな、成人女子やろうが!!甘いのよ!紬に甘すぎるのよーーーーー!!)

 

・紬の部屋にいる湊斗と想
お互い居心地悪い感じで、想に缶ビールを渡す湊斗。ソファに座る想の背中に向けて、一人で話しかける湊斗。(想が聞こえるはずもなく)「想、無視すんなよ」と泣きながら話しかける。

そんな湊斗に気が付き、湊斗に近寄る想。そして予告でもあったこの場面・・
「想らしいよね、隠すとか。何で俺に言ってくれなかったの?力になれないけど、言ってくれないのはさ・・」と湊斗は涙涙。
(言わないのも想の強さよね。誰にも寄りかからず、自分の心に閉じ込めておくのもしんどいものよ。一方、大好きな友人に寄り添えなかった湊斗の悲しみもわかる。なんだかんだで学生時代の友人て唯一無二だものね。。)

 

そこへ帰宅する紬と弟の光。泣きながら家を出る湊斗を追う紬。部屋に残された想は、ホモサピエンス史上最も美しい涙を流す。

 

紬の家を飛び出した湊斗は、高校時代を思い出していた。「想」と呼びかけるもわざと聞こえないふりをする想。しかしすぐに振り向いて笑顔を見せてくれるのだった。

これよ。この神場面よ。なんなのさこの笑顔。目が眩むわ。

 

・追いかけて来た紬に涙ながらに想いをブチまける湊斗。
「想のこと悪く思えば楽だったから。友達の病気受け入れるより、ずっと楽だったから。名前呼んで振り返ってほしかっただけなのに・・・」泣き崩れる湊斗。
ヒゲダン、エンディング。


第3話の60分を通じて、湊斗は諦めずに何度も名前を呼びました。
1度目は想と紬の逢瀬を偶然見つけたしまった直後。
2度目は魚の目でソファに横になり、電話で呼び出した時。
3度目は紬の部屋で、缶ビールを飲みながら想の背中に向かって。


ずっと葛藤していたのか・・・・!!!

BBAが思う以上に湊斗は想の失聴に深く傷ついていたよ。
衝撃は受けたがわりと早めに切り替えてさっさと手話を覚えた紬に対して、湊斗は頭の中でずっと理解が追いつかずにいたのね。わかってはいても信じたくなくて。


“恋人の元カレ”として嫉妬対象の想ではなく(そう思う方が楽だったってことか)、
名前を呼んだら振り返ってくれたあの頃の、学生時代の唯一無二の友達としての想と!!もう一度会いたかったんだねーーーーーーーー。湊斗の悲しみの深さを知り、1週間以上も遅れてBBA号泣よ!!毎回言うけど脚本が秀逸。湊斗悪かったっけね〜、色々疑って。このドラマは今のところ極悪人が出てこないから平和で良いな。

 

読んでいただきありがとうございました。

 

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